佐藤順一郎

幸せな人生って「自分のやりたいことができる」ということなんじゃないか。 だとすれば、人生の最期まで「自由に、自分のやりたいことができる社会」がいい社会。 やりたいことが見つけやすくて、取り組むハードルが低くて、一緒に実現する仲間がいる。 そんな社会づくりをしています。

佐藤順一郎

幸せな人生って「自分のやりたいことができる」ということなんじゃないか。 だとすれば、人生の最期まで「自由に、自分のやりたいことができる社会」がいい社会。 やりたいことが見つけやすくて、取り組むハードルが低くて、一緒に実現する仲間がいる。 そんな社会づくりをしています。

マガジン

  • 子育てを悩む会

    子育てって、本当に難しい。 子どもたちが生きる将来は、今ここにない未来。 そこに旧価値・旧システムを教えても、価値があるようには思えない。 しかも、共働きで時間も十分に取れないから、子どもとの時間も、パートナーとお互いの考え方を理解しあう時間も取れない。 仕事と家事に追われ、ストレスとイライラと。 私は二地域居住をしていて、さらに出張も多いので、子どもたちと接する時間は少ないのですが、子育てに関する葛藤や悩みなど、考えたことを記事にしています。 ママさんだけではなく、パパさんにも読んでいただけると嬉しいです。

  • シニアがちゃんと暮らせるすまいをつくる

    「自宅」か「有料老人ホーム」か?日本のシニアの住まいの選択肢は、残念ながら非常に乏しいです。シニアがちゃんと暮らせるすまいをつくるために日々奔走している私が感じたことや進めているプロジェクトなどの状況を記事にしています。

  • 他者との「かかわり方」を考える会

    旧価値・旧システムでは、「independent」が最重要概念でした。自立、独立などと訳されますが、意味合いは、「絶対的、絶対値」、「外部環境から切り離され、無関係」です。現代社会、そしてこれからの社会で最も重要な概念は、「depend on」。「依存する」などと訳されますが、その意味合いは、「相対的なもの」「いま、ここの環境や関係性から生まれるもの」です。つまり、「自分そのもの」だけでは意味をなさなくなり、大切なのは、「他者」、「他者とのかかわり」です。他者とどう関係性を築いていくか、かかわり方を学んでいく記事をまとめています。

  • 目指す介護の実現に取り組む会

    高齢者人口の増加に対して、現場は慢性的な介護人材の不足によって悲鳴をあげています。介護現場に赴くと「もっと利用者(入居者)に寄り添う時間がほしい。」と、多くの方が口を揃えます。自分たちが目指す介護を実現していくために、何ができるのか?どのような工夫ができるのか?そして社会はどういうことをすればよいのか?感じたことやソリューション例を交え記事にしています。

  • 自分らしく生きて、パートナーシップを育む会

    誰かを愛することや、親密な関係を築くこと、人生を共に歩むということはどういうことか?など学んだことはありますか?実は私たちは、人生においてとても大事なこういうことを学ばずに大人になり、結婚し家庭を築き、大いに悩むことになります。パートナーとしっかり関係性を築くことができると、自分一人では不可能なことも実現出来たり、ひとりのとき以上に自分らしく人生を送れたりすることができます。そういう関係性の築き方を共に学んでいきます。

最近の記事

脱!「高齢者住宅」

新年あけましておめでとうございます。 今年の抱負。 「シニアが望む、シニアだけで暮らさない、シニア向けじゃない住まいをつくる」 矛盾になっておりますが(笑)。 なんて表現をすればよいのかまだ答えは見つかっておりません。。。 ライフスタイルから定義をすればよいのか。 シニアだけが暮らすというのは不自然だし、でも一方で、シニア向けのサポートやサービスは何かしら必要だし、提供するなら、シニアだけが集まっていたほうが効率的なのは間違いない。 これはシニア、 と書いてき

    • 介護保険サービスの利用は「訪問」「通い」「泊り」が基本

      おはようございます。 今、「ダヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」で有名なダン・ブラウンの「オリジン」を読んでいて、少々寝不足の佐藤です。 宗教とテクノロジーと芸術と建築、記号論。立体的でぐいぐい引き込まれています。 #スペインが舞台 前回、「住んでいるところで将来受ける介護の質は決まっている」ことをお伝えしましたが、今日は、介護保険サービスの「基本の基」をお伝えしたいと思います。 自宅で住み続けるためには介護サービスを有効に、適切に使うということが絶対に必要です。 ━━━

      • 今住んでいる場所で将来受ける介護のクオリティは決まっている

        みなさん、おはようございます。 美味しいコーヒーが1日のスタートには欠かせないよねーとコーヒー大好きながらも、インスタントでも十分満足してしまっている佐藤です。 昨日は、CCRCについて教えて欲しい!という不動産会社さんと溝の口でお会いして、盛り上がり4時間ほどソーシャルディスタンスとマスクを意識しながら意見交換してきました。 もちろんお酒はないですよ。 その中でやっぱり繰り返しお伝えしないとだなーと思ったことがあるので、基本の「基」について今日はお話ししたいと思います。

        • シニアライフ田無再起動!

          みなさんこんばんは。 新型コロナの感染拡大が、緊急事態宣言下でもなかなか落ち着きませんね。 変異株の実効再生産数が従来株よりも高いことに起因するようですが、具体的な押さえ込み戦略は見えてきません。ワクチン接種については打つ人、打たない人に分かれそうですが、私はシニアの方々と多く接する関係で、個人的には不安を抱えつつも順番が来たらすぐ打ちたいと思います。 今日は、シニアライフ田無の進捗についてご報告とwithコロナでのシニアの暮らしについてお話ししようと思います。 知識の

        マガジン

        • 子育てを悩む会
          4本
        • 他者との「かかわり方」を考える会
          2本
        • シニアがちゃんと暮らせるすまいをつくる
          7本
        • 目指す介護の実現に取り組む会
          3本
        • 自分らしく生きて、パートナーシップを育む会
          3本
        • 社会を良くするために、自分の可能性を試す会
          0本

        記事

          パパとそーらの林間学校 vol.1 目的編

          僕はウィリアム・サローヤンの「パパ・ユーア・クレイジー」という小説が大好きで、高校生時代に先輩から勧められて以来、なんども読み返すほど惚れています。 この小説の主人公は10歳の男の子なのですが、この10歳という設定が秀逸で、自分の10歳のころを振り返っても、いろいろ悩みが増えたというか、「考える」ということを本格的にするようになった年齢のように思います。 そんなお年頃の少年と父親が共同生活を始め、時に旅をし、さまざまな事柄について対話をしていく小説です。 この小説にあこ

          パパとそーらの林間学校 vol.1 目的編

          僕が高齢者施設に入りたくない一番の理由(わけ)。

          おはようございます。最近、ちょっと高価なワイヤレスイヤホンを買い、携帯とipad両方にBluetooth同時接続できる便利さを体感しました。さらに、料理や洗い物など家事をするときでも、インプットしておきたい番組を聞いたり、本をオーディブルで聞いたりすることができるので、時間も有効活用できて二度おいしい。おすすめです!       ------------------------- ●システムと個(システムがちゃんとすれば人は幸せになるか?) ----------------

          僕が高齢者施設に入りたくない一番の理由(わけ)。

          介護のイノベーションとSDGs

          おはようございます。 今、介護現場でのICT/介護ロボ導入を促すためにどうすればよいか?というプロジェクトに取り組んでいます。 社会保障費120兆円を抱える日本が持続可能性を維持していくためには、このテーマは避けることができないテーマだと思っています。 「持続可能性」というキーワードから頭に浮かぶのは、最近よく聞く「SDGs」です。SDGsだと「環境」や「貧困」の分野に引っ張られがちですが、僕は日本の持続可能性を危うくする最も大きな爆弾は、人口減少時代に入りながらも、国家の

          介護のイノベーションとSDGs

          ■存在感と手触り感とつながり感■

          みなさま、おはようございます! 沖縄の家とプロデュースしてるシェアハウスで、スマートスピーカーにすっかり慣れてしまって、朝霞の部屋で「アレクサ~」と呼び掛けて「・・・・・」何の返事も無くて、「あ、ここには設置してなかった。」と気づいて少し寂しい想いをしている佐藤です。 #慣れって怖い #スマートスピーカー便利 一昨日、連続カンファ#3を開催しました。今回も大勢の方にご参加いただいてありがとうございます。 予定不調和の会ながら、毎回目から鱗や言語化できなかったことが明確に

          ■存在感と手触り感とつながり感■

          脱・サ高住宣言

          みなさま、おはようございます! 昨日、シニアの方に「スマートスピーカーってこんなに便利で楽しいんだ!」ということを伝えたいと思って、初めての動画チャレンジにもかかわらず、ぶっつけ本番で撮って、案の定失敗した佐藤です。 ※撮り直しをして改めてアップします。。。(涙) 今オンライン連続カンファレンスを松田さん、松嶋さんと開催させていただいてますが、ゲストやご参加いただいた方からいろんなご意見を伺う中で、withコロナの時代、ますます「自発性」や「内発性」が大事だということが

          脱・サ高住宣言

          7/3(金)19時~ 【無料オンライン開催】withコロナの時代「シニアの住まい方」はどう変わる?#3

          おかげさまで大変好評をいただいているオープンオンライン連続カンファ第3回の開催が決定いたしました!パチパチ。 ※お申込み方法は下部へ 今回のゲストは、澤岡詩野さん(公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団の主任研究員)です。    緊急事態宣言は解除されましたが、シニアにとって「ソーシャルディスタンス」が「社会断絶」になっている現実が、徐々に明らかになってますね。 シニアの場づくりや、シニアに携わるフィールドで活躍されている方は、今後の方向性をどうしたらよいか、今だ悩みの日々を

          7/3(金)19時~ 【無料オンライン開催】withコロナの時代「シニアの住まい方」はどう変わる?#3

          将来受ける介護の質は、今、住んでいるところで決まっている。

          子どもが生まれるころ、僕は湘南(鵠沼海岸)に引っ越しました。 小田急線と東海道線で東京まで40分くらいで通えるし、週末のリラックス感はハンパなかったし、海も水族館も近くで、自然のある環境で情操教育にも良さそうで、通学区の学校も落ち着いた雰囲気で安心できた。 そこから沖縄に引越し、さらに沖縄本島で2回引っ越した。 長女(現7歳)からすると、生まれてからすでに4つ目の住まいになる。 その都度その都度、通学区の教育環境や、学校以外の教育環境、生活利便性など、妻とあーでもない、

          将来受ける介護の質は、今、住んでいるところで決まっている。

          「旦那フリーライダー」問題

          Stay Homeしながら、今後の大きく変わるwithコロナの時代は、どのような変化が私たちの暮らしに訪れるのか?を日々考えています。 そんな中、今日Twitterでこんなツィートが目に留まりました。 天気の良いベランダで子供たちを遊ばせながら夫婦話。 私「本当に家族がいて幸せ」 夫「ね、すごい幸せ」 私「私さ、この幸せの裏で諦めたこといくつかあるんだよね。娯楽とか睡眠とかキャリアとか。何も諦めてないのに同じ幸せ享受してる大人が隣にいるの違和感。」 私の気持ちはこれに尽きる

          「旦那フリーライダー」問題

          withコロナ時代突入で、シニアの住まいが変わる。

          新型コロナウィルスによって、私たちの暮らしの在り方そのものや、価値観における大きなシフトチェンジ、方向転換を迫られている気がします。 多くの方もそうだと思いますが、私もこの1ヶ月、これから何をどうすべきか、ずっと考え続けています。 「自分が創ってきたシニアの住まいは安全か?これからのwithコロナ時代にマッチしたものだったろうか?」 「マッチするのであれば、それはどこか?」 「マッチしないのであれば、そこは価値を損なわずに改善可能か?」 人が動けなくなる時代 人と人と

          withコロナ時代突入で、シニアの住まいが変わる。

          娘たちへ「天国」と「地獄」について

          「天国」と「地獄」。 クラシックの曲じゃないよ。 今日は、「天国」と「地獄」について覚えておいて欲しいと思います。 お父さんは、 「天国」と「地獄」には、同じものがあるんだよ、ということをちょうど君たちくらいの年齢の時に習いました。 誰から学んだかというと、「エースをねらえ!」っていうマンガがあってね、それを読んで強烈に印象に残りました。 この「エースをねらえ!」っていうのは、ほんとにたくさん学ぶことがあって、またちょくちょく話に出てくると思うけど(笑)、その中のお話に

          娘たちへ「天国」と「地獄」について

          正しさの衝突から、私たちが学ぶこと

          新型コロナウィルスが日々拡大することによって、小さなものから大きなものまで、なんか衝突に囲まれて暮らしているように感じます。 PCR検査を増やすべきだ、いや増やすべきではないのだ。 マスクはいる、いやマスクはいらない。 家からでるな、いやどうしても仕事に行かなくては・・・。 究極的には、人命か?人か?という二項対立になっている。 今日のニュースでも、アメリカのトランプ大統領が、秋に感染拡大が来ることは無い、と言った直後、専門家が同じ演説台で、秋に第二波がくることを確信して

          正しさの衝突から、私たちが学ぶこと

          娘の自転車練習に、伴走者としては・・・

          今日は小学校2年生に上がったけどまだ一度も学校に行っていない娘に、朝7時に叩き起こされ、自転車の練習に付き合わされました。 昨日、初めての補助輪無しの自転車を購入し、「今日は練習するぞー!」とワクワクだったのか、朝5時起きだったようで(笑)。気合は十分です。 伴走者としては、子どもに対しても伴走者でいようと常日頃心がけているわけです。さて、自転車の練習に伴走者としてどう接したものか、と思案しながら付き合います。 j僕は1ヶ月の間、1週間~10日くらいしか住まいのある沖縄

          娘の自転車練習に、伴走者としては・・・