選挙ノート:横浜市長選挙の結果は番狂わせ!菅義偉総理が権力維持のため何をかするか。
選挙ジャパン代表おかたかしです。
横浜市長選挙(投票日:2021年8月22日)の結果です。
投票率は、49.05%
前回投票率が、37.2%なので大幅に上昇。
前回は、現職林文子が鉄板の三つ巴だったので、投票に行こう!
とはならなかったのでしょう。
今回は、保守分裂で有力候補が並んだこともあり、メディアでも話題となりまして、横浜の有権者約300万人の半分が投票に行ったのでしょう。
コロナの緊急事態宣言なので、投票に行かない。ということはありません。
身近な選挙、興味がわけば、投票に行きます。
当選は立憲民主党推薦の山中竹春
候補者8名の写真は東京新聞より引用しましたが、当選した山中竹春だけ若くてエネルギーを感じさせる。その他は、コワモテ、もしくは、枯れた感じが出てます。
それに尽きるのかもしれません。
候補者一覧は過去noteもご参照ください。
図で得票シェアをお示しします。
自民・公明の与党系が、おこのぎ・林で分裂選挙となる中、
立憲民主の山中がマッチアップする構図でした。
与党分裂の漁夫の利を山中が獲得する結果となりました。
それにしても、与党系のシェアが35%と分裂していなくても、山中と拮抗していたことになります。
NHKの出口調査によれば、無党派層の約半分を山中が抑えたとのことで、山中の若くてスマートな印象が評価されたと言えそうです。
元神奈川県知事の松沢しげふみが、元長野県知事の田中康夫を下回ったのは驚き。ちょっとした番狂わせです。松沢しげふみは、何のために、参議院議員を辞してまで、市長選挙に挑戦したのか。
投票する人の心理としては、
野党びいきだけど立憲民主ではないな、田中康夫にしておこうか。
保守系だけど、自民党ではないから、松沢しげふみにしておこうか。
といったところなので、全体として野党系の勢いが強まっていることが横浜市から読み取れます。
ともかくも 8名の候補者の方々のご健闘を讃えます。
菅義偉総理が権力維持のため国政で何をかするか?
与党系が負けた横浜市長選挙。
横浜市は言わずと知れた菅義偉総理の地元。
おこのぎ八郎は菅義偉総理の最側近。
菅義偉総理が派手に転んだ選挙と言えます。
今年後半の衆議院解散総選挙、自民党総裁選に向けて深い影を落とします。
菅義偉総理にとってのベストシナリオは、オリンピックで国威発揚して、横浜市長選挙も無難に勝って、総選挙も乗り切れるシナリオだったでしょう。
何かやらなければ、菅義偉総理の権力が維持できません。
定額給付金で国民に現ナマを配る!
北朝鮮にすり寄って拉致問題で成果を出す!
そういったアクションがあるかもしれません。
もちろん、国民はコロナ感染が落ち着いて、飲食店でビールが飲める環境が戻ってくることを期待しているので、今後の選挙向け政策が票につながるかどうかわかりませんよ。
選挙コンサルティングは選挙ジャパン
選挙ジャパンでは、議員経験もあり選挙法務に明るい行政書士が、勝てる選挙戦略を提案いたします。
これから、横浜市会議員の補欠選挙(磯子区)もあります。
われこそはという横浜市民からのご相談お待ちしております。
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