『給与計算の基礎3つのポイント』
今回は、給与計算の基礎知識について解説します!
賃金支払5原則について
まずは、賃金支払5原則についてです。
労働基準法では給与の支払いについて5つの原則を規定しています。
現金で支払うこと、自社商品などは認めない。
本人に直接支払う子と、学生でも親ではなく本人へ支払う。
積立金などを勝手に引いてはならず、全額を支払う
毎月1回以上支払うこと
支払の期日を特定すること、「特定の曜日」などは認められない。
口座振替については、
「本人の同意を取り、本人が指定する本人の口座で、
支払日の午前10時までに引き出せること」
などの条件を満たせば認められます。
給与の支給項目と控除項目について
給与は、就業規則などの定めに従って、
支給額が固定か変動かで、固定的給与と変動的給与に分かれます。
変動的給与は支給の都度、計算しなくてはいけません。
先に述べたように給与は、労働基準法により原則として
全額を支払うことになっています。
ただし、法律により一定のものは給与から差し引いても構いません。
「健康保険料」や「厚生年金保険料」などがそれらにあたります。
逆にこれら以外のものを、会社が勝手に差し引くことは
禁止されており、差し引くためには
会社と従業員の代表者であらかじめ
労使協定を結び協定書を作成しなくてはいけません。
ただ、労基署への提出は不要です。
理解しなくてはいけない3つのポイント
賃金支払い5原則
代表的な支給項目
代表的な控除項目
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