ショタコン旅 part1 出発編
私はショタコンである。ショタコンといっても、方言を話す男子小学生が会話している光景にしか興奮しないちょっと変なショタコンだ。
制服を着ている小学生が特にエロく感じる。
ある日、香川県の公立小学校は全て制服があると知った。
これは行かなければ。そう思い、5月末に予約した。
6月中旬。あるメールが届く。コロナの影響で飛行機が欠航になった。
お金ケチって格安航空の振替無しプラン選んでたからこれはまずいと思ったが、コロナだから特別ってことで特別に振替便をタダで手配してくれた。ありがたいけど小学校の下校時間をとっくに過ぎた夜の到着になってしまった……
7月3日 金曜日 雨 出発当日
昨日と今日の東京のコロナ患者が多かったので、飛行機がちゃんと飛ぶか不安だったのだが、"飛びはする"ようだ。
しかし出発前のアナウンスで驚きの言葉が流れた。
「高松空港の天候が悪いため着陸できなさそうな場合福岡空港に行くか、成田空港に引き返します」
いや確かに飛行機飛んでほしいとは言ったけどさ……ええ……
福岡に着いたら宿代とか無駄になるし交通費とかどうしてくれんの……
まあ仕方ない。飛行機に乗るしかない。
飛行機の中でも驚きのアナウンスが流れる。
「高松空港の天候が悪いため、着陸できなさそうな場合関西国際空港か羽田空港に着陸します」
もう草しか生えない。なんだよ成田か羽田か関空か高松か福岡のどれかに着陸する飛行機って。桃鉄かよ。
無事に高松空港に到着する。5分早く。
本当にあの香川県に来れて、とても感動している。
外は19時なのに結構明るい。やはり同じ国とはいえど微妙な時差があるというのを実感する。
雨が結構降っている。香川は雨が降らないと聞いていたが、やはり梅雨だとどこでも降るんだなと思った。
フォロワーに大雨だから気をつけてと言われたが、これぐらいの雨東京ではよくあることだし大丈夫だと思って普通に歩いたらえらい目にあった。道路が全部水溜まりだ。
私は今まで、晴れの国みたいなのは晴れが多くて明るくハッピーみたいな意味で捉えていた。しかしそれは裏をかえすとあんまり雨が降らないから雨への対処能力がないということだった。
夜ご飯はフォロワーとラーメンを食べる。
ファミリーも来るタイプのラーメン屋のようだ。東京のラーメン屋はおっさんしかいないから新鮮だ。
タブレット注文の店だった。ネットに弱い香川にタブレット注文があることに驚いた。
周りからめちゃくちゃ讃岐弁が聞こえてくる。
私的旅行の醍醐味はやはり方言。やはり大勢の方言まみれになると最高やで。
耳をすませて男子小学生っぽい声を聞き取ろうとする。すると幼児の声が耳に入ってきた。しかし幼児なので讃岐弁を喋らない。やはり最近はメディアでの幼児教育が増えているから標準語話すのか……
ホテルに着いた。
やはり宿泊を伴う旅行は関西周辺に限る。関西周辺だとホテルの受付も方言のアクセントが出るのでとても良い。お硬そうな人が方言話してるととても萌える。
ホテルの部屋の鍵を開けるのに数分かかった。なんだこの鍵。
部屋に入ったらちょっと4Gの電波が悪いので、WiFiを繋ごうとする。
そしたらとても香川らしいものが出てきた。
実際に繋いでみると、WiFiも4Gも速度そんなに変わらなかった。どっちも遅い。
想像以上の香川を実感した1日だった。
Part2 観音寺編に続く