{健康}暑邪~知っておくといいこと
365日投稿no11
雨が上がり気温がぐんって上がりましたね。歩くだけで汗だく。前述で、湿邪についてお話しましたが、単体で体調の傾きが生まれるだけではなく、複数の要因が連動しても傾き始めますよね。
梅雨時期の湿邪と連動して、踏ん張ったカラダも。お次の暑邪に、う~むってなります。夏本番になるころには、湿だけではなく、熱を受けます。つまり、夏のイメージ。まさに、❝湿と熱❞。ザ・日本って感じです。夏場の海外から帰国したときに(特にカラッとした暑さの国からの帰国時に感じ方が強いです。)うっつ・・・湿気がまとわりつく~って。
では暑邪はどんなふうに身体にダメージがあるのか?
身体の中に熱がこもります。身体の中の気や水分を大量に消耗します。熱が奪っていきます。さらに、連動すると言いましたが、湿邪と結びつきます。暑湿の邪なんて言葉があります。先の二つの段階では、熱が出たり、口の中が乾いたり、そのせいでねばねばも強まります。そして、大量の汗に意識ももうろうとするなどの症状に繋がっていきます。皮膚も乾燥しますし、だるさや疲れも取りにくくなっていきます。連動された状態では、手足のだるさは強くなり、食欲不振、浮腫み、気持ち悪くなったり、嘔吐したり・・・・。うん、辛い。脱水症状も。
出来る限りその前に、ケアしていけるので、のどの渇きの感じるまで水分の取らなさすぎ!なんてことはないようにしていきたいところです。
湿邪の回でもお伝えしていますが、熱を取ることは必要でも、冷やし過ぎは、かえって体調を崩してしまうことが多いです。では、どうしたらいいのか?('◇')ゞですね。冷たい飲み物や食べ物ばかりは、冷やすを過ぎていきます。そこで、夏のお野菜が登場。夏野菜の種類を思い浮かべてみてください。とてもありがたいポイントがいっぱい。夏の太陽をたくさん浴びて実る野菜たちは、実は身体の熱を冷ましてくれる優れものなのですね。なす・きゅうり・トマト・スイカ・バナナなどなど。もっとたくさんありますね。(もちろん冷ます作用でないものもあります。)冷ましてくれる野菜は、余分な熱を取り除き、暑さからの不調を緩和してくれます。潤いも補ってくれたり、身体の水の流れを良くし停滞を減らします。
しっかりと夏に実る夏野菜を取ることで、しっかりとエネルギーを得る。意識していきたいですね。胃腸が心配、冷やし過ぎないか心配な方は、調理に工夫がいいかなと言えます。
夏を満喫するためにも、身体の声に耳を傾けてみてくださいね。
明日もきっといい日になる。読んでくださってありがとうございます。by仙華
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