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千住暮らし100stories

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千住のrealを知る100のものがたり
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#カフェ

【story11】書と酒場と人とカフェ(路地裏寺子屋rojicoya)-千住暮らし100stories-

路地裏寺子屋rojicoyaオーナー・書道家 米本芳佳さん 33歳 千住のお母さんとの出会い「お母さん、ちょっとだけ顔を見に来たよ!」 書道家 なすご龍芳として活動し、2020年にオープンした和文化の発信地&カフェ『路地裏寺子屋rojicoya』オーナーでもある米本芳佳さんは、とある酒場の扉を勢いよく開ける。3児の母で、4歳の次男と0歳の三男を自転車に乗せて、仕事場から家に帰る途中だった。 このお母さんとは、血のつながりはない。おでんが名物の小料理屋『花くま』の女将 藤

【story8】おもちゃ箱みたいなカフェ(エスディコーヒー)-千住暮らし100stories-

エスディコーヒー 鈴木保幸さん(46歳) 宝箱、おもちゃ箱、ビックリ箱。キラキラ、ワクワク、ドキドキするそれらをきれいに混ぜてカフェにしたら、こんな感じになるのかも――? 面白そう、とつい足を止めてしまう。「この店を始めた理由は、元気になる場所を作りたかったんですよ」。遊び心満載のカフェ「エスディコーヒー」は、いつも次々に訪れるお客さんで、活気が溢れている。 選ぶ基準は「面白い」の感性古めかしい看板、50年前くらいにはどこの家庭にもあったであろう年代物の扇風機や脚付きのテ

【story3】築90年の茶寮と暮らし(KiKi北千住)-千住暮らし100stories-

KiKi北千住 きさらちさと 30歳 こんにちは。千住東の裏路地で、築90年の家をセルフリノベーションした日用品と喫茶の店「KiKi北千住」を夫婦で運営しているきさらちさとです。 2018年10月に「KiKi北千住」(当時はKiKi千住東の家)は7カ月間のセルフリノベーション期間を経て、オープンしました。当初この場所は住居兼イベントスペースとして、住み開きを行っており、私たちのやりたいことの実験の場として活用していました。 北千住との出会い私たちはまだ夫婦になる前に、そ