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💠[すぐ使える豆知識] 頭打ち と 高止まり について
✅「頭打ち」と「高止まり」の意味の違い
「頭打ち」と「高止まり」の違いを分かりやすく言うと、
「頭打ち」とはこれ以上には上がらない状態のこと、
「高止まり」とはこれ以上は下がらない状態のことという違いです。
✅「頭打ち」と「高止まり」の使い方の違い
「頭打ち」を使った分かりやすい例としては、「生産量が頭打ちになってしまいました」「55歳で給料が頭打ちになりました」「SNSのフォロワーが頭打ちになりました」「スマートフォンの国内需要が頭打ちになる」などがあります。
「高止まり」を使った分かりやすい例としては、「輸入量が減り牛肉の価格が高止まりしている」「今後も失業率が高止まりする可能性があります」「石油の価格が高止まりしていて困っている」「価格はもう少しで3ヶ月間高止まりしたままである」などがあります。
✅「頭打ち」と「高止まり」の使い分け
「頭打ち」と「高止まり」は輸入や相場などの似た場面において使う言葉ですが、意味は異なっているので間違えないように注意しましょう。
「頭打ち」は物事が限界に達してこれ以上には向上しえない状態になること、つまりこれ以上上がらないことを指しています。
一方、「高止まり」は相場や価格などが高値のままで下がらない状態のことを指しているというのが違いです。