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📚キセル乗車について考えてみる

不正乗車とは、鉄道を初めとする旅客輸送の旅客が、その乗車において、定められた乗車券類を所持せずに運賃・料金を不正に免れようとする行為。

Wikipedia

不正乗車が、何故キセル乗車なのか?

この意味の由来は、両端が金属、中央が竹でできているキセル(煙管)とかけて、「両端だけ金を使っている」ということに掛けています。
つまり、区間の連続しない2枚以上の乗車券類を使用して、その間(乗車券を持っていない)の区間を乗車した場合、これは不正乗車に当たる。
(中間無札とも呼ばれます)

鉄道での不正乗車

自動改札機の強行突破
→ 自動改札機のゲートを押し通ったり、飛び越えたりする
経路外乗車
→ 
鉄道の運賃は実際に乗車した経路の通りに計算されることが原則であり、乗車券に表記のない経路に無断で乗車すると、不正乗車として乗車券が無効となる
折り返し乗車
→ 
いったん目的地と逆方向の駅に行って折り返し、そのまま目的地に行く行為である。逆方向の駅が始発駅の場合、使われる手口です。
入場券等を利用した不正乗車
→ 
入場券や初乗り運賃で入場して列車に乗車し、目的駅で協力者と合流、協力者からその駅の入場券を受け取り出場するという不正乗車。

不正乗車した場合の法的処置

鉄道営業法第18条および鉄道運輸規程第19条により、鉄道事業者は不正乗車をした者に対し、その乗車区間に相当する運賃とその2倍以内の増運賃(合計で3倍以内の額)を請求することが認められている。

最後に

喫煙者が減っている中「キセル乗車」の意味もわかりにくくなっています。
しかも、切符での乗車が減り交通系ICカードが主流なので、キセル乗車の発想もなかなかありません。
ともあれ、適切な料金を払い乗車しましょう。

シニアの達人


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