
📚所得の壁について考えてみる
最低時給が1000円超の時代へ
昨日発表があったように、
おそらく令和5年(2023) 10月から各社時給アップになるのでしょう
以下は、令和4年の都道府県ごとの最低賃金です
このような話は、いつも片手落ちな制度のように聞こえます。
これらの壁より、多くもらっている人は時給がアップして、
そのまま手取りはアップします。(所得税・社会保険料はアップしますが)
★問題なのは、この壁の界隈で働いている方々です。
こんなもののおかげで、11月12月のシフトを減らさないと壁に当たってしまう(金額を超過する)パート従業員の方々が少なからずいるということです。
【100万円の壁】
・住民税(市区町村に支払う税)が発生します
それ以下なら支払い無し
【103万円の壁】
・所得税が発生します。
【106万円の壁】
・社会保険の加入が発生します。
旦那さんの会社の健康保険証は返却
ご自身の勤め先の保険証をもらうことになります。(負担増)
※勤め先の条件にもよるので注意
【130万円の壁】
・こちらも同様に社会保険の加入が発生します。
雇用延長を言っているわりには、勤労を委縮させているこれらの壁は、なんだ?と言いたくなります。
最後に
目先の問題事だけを片づけいるようにしか思えません。
(正社員の賃上げに成功したから、今度はパートか??)
この話しは、育児の問題また介護の問題に起因する。
女性が職に就くことにまだまだ世の中が不平等だからだ。
制度として、細々作るのではなく、わかりやすい制度設計を切に願うところです。