見出し画像

📖[語] 「返報性(へんぽうせい)の原理」どんな意味?

人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう

Wikipedia

身近な例では、試食があります。
試食は本来、無料で食品を提供し、その味を客が確かめ、購買に値すると判断した場合に買ってもらうプロモーション戦略のひとつであるが、客は店員から直接食品を手渡されることによって、味が良いかに関わらず商品を買わなければいけないという気持ちになることが多い。
その他、試着もそうだし、「いいね」「スキ」なども同様

返報性の4分類

  1. 好意の返報性
    他者から何らかの『好意』を受けとった際に、お礼やお返しをしたくなる心理現象のこと。

  2. 敵意の返報性
    こちらをよく思わない人に対してその向けられた敵意を返したくなることを言います。街を歩いていてぶつかってこられた相手に睨み付け返すなどの行為。
    嫌なことされたら、仕返ししたい気持ちなど、あおり運転もその例。

  3. 譲歩の返報性
    相手が譲歩してくれたら、次は自分が譲歩しなければいけない気持ちになる心理的な現象のこと。
    店員とのやりとり、1000円で売りたい vs 600円で買いたい とします。
    「じゃ、800円にしときます」と言われたら、600円で買いたいのに、800円で買ってしまうような場合です。

  4. 自己開示の返報性
    相手がオープンに接してくれた時、自分も相応の秘密を開示しなければならないような気持ちになる心理現象のこと。
    悩みを相談されたら、つられて自分も悩みの相談してみたり。

どうでしょうか? 思い当たる節があったのではないですか?
おそらく、自然の摂理でこのような心理になっているはずです。
この原理を人に使いビジネスにも出来ます。
すこし意識してみましょう。

シニアの達人


いいなと思ったら応援しよう!