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うるう秒 実質廃止へ

閏秒(うるうびょう、英: leap second)は、現行の協定世界時 (UTC) において、世界時のUT1との差を調整するために追加もしくは削除される秒である。この現行方式のUTCは1972年に始まった。
2021年までに実施された計27回の閏秒は、いずれも1秒追加による調整であった。

Wikipedia

IT業界では、不人気だったうるう秒

人間にとってはほとんど意識しないような短い時間ですが、コンピューターにとっては大きな混乱につながることもあります。
なので、以前から廃止論は強く訴え続けられていました。
パソコンの時間が狂う、、くらいのことではなく、衛星ナビゲーションシステムや通信、エネルギー伝送など重要なデジタルインフラに深刻な誤動作をもたらすリスクがあるからです。

2035年までに廃止へ

時間の管理に携わる世界各国の当局が現地時間2022年11月18日、国際度量衡局(BIPM)の会議で、うるう秒の利用停止を投票で決まりました。
変更は、2035年までに実施される予定です。
新たな方針は、今後100年以上使えるように策定されるようです。

最後に

ちょっと寂しい気がしています。
流れ星と同じで、その瞬間「あっ」と思える時を過ごすのはいつもと違う体験だったのに。

シニアの達人




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