テレワークは業務を効率化するか?システム屋目線で考えてみた
けんすけです。
60歳で定年を迎えたのを機に、
ビジネスを始めたのですが、
サラリーマン時代はSEをしていました。
システムエンジニアとは、
お客さんの要望に合わせて、
プログラムを構築する、
言わばコンピューターのプロです。
システム構築というと、
みな一様にカタカタと、
無言でPCを操作しているイメージがありますね。
PC操作がメインになる、
こういう職こそテレワークに向いているのではと、
思われがちですが、
そんなことはありません。
個人的には、
テレワークはSE業務を非効率にすると、
考えています。
このコロナ騒ぎで、
私も初めてテレワークというものを
体験しました。
6割くらいの企業が、
テレワークを取り入れたそうで、
自宅で仕事をするのが、
新しい仕事のスタイルであるかのように、
言われています。
自宅から会社のサーバーにアクセスすれば、
会社にいる時と同じで、
必要なファイルは全て見れるし、
メールも使えます。
その日する作業が決まっている場合は、
自宅で作業していても支障はなさそうです。
但し「完全に決まっていれば」です。
システム構築の場合、
設計やコーティングの最中に、
疑問が生ずることは日常茶飯事です。
疑問の内容にもよりますが、
それが解決しないと作業がストップし、
先へ進めないということもあります。
疑問を解決するためには、
設計ならばお客さんに聞くしかなく、
コーティングならば設計者に聞くしかありません。
メールで聞けばいいのですが、
即返信が来ないのが普通です。
メールを受ける方も、
自分の作業に没頭していますので、
メールチェックは作業が一段落したタイミングとなり、
へたすると、
1時間、2時間という単位で時間をロスします。
問い合わせた方は、
イライラしながら返信を待ちます。
電話すれば、即相談できるのでしょうが、
私がいた現場の場合は、
会社から携帯を支給されるのはごく一部で、
個人の番号は教えないので、
電話も使えません。
その問い合わせも、
一回で終わればいいのですが、
返信内容に納得できなければ、
再度問い合わせをすることになります。
その度に返信を待っていては、
お世辞にも効率がいいとは言えません。
さてこれが今までであれば、
目指す担当の席まで出向き、
その方が作業に没頭していたとしても、
一旦中断してもらい、その場で解決できていました。
疑問発生から、解決までの、
タイムラグがなかったわけです。
プロジェクトはチームで進めるものです。
メンバー同士、顔を見て、
臨機に意見を交わし合える環境が、
必要です。
Web会議があると、言われるかもしれませんが、
会議の時間は決まっているので、
その時間まで待たなければいけません。
午前中に疑問が生じ、
午後の会議まで待っていたのでは、
仕事が進みません。
ちょっと話が逸れますが、
障害が起こった場合は、
テレワークどころではなく、
真夜中だろうが、即呼び出しとなります。
本番機には外部からアクセスできないので、
本番機専用の端末室に籠って作業しなければなりません。
私は昭和の人間なので、
やはり「顔を見て話す」ことをしないと、
大事なことは決まらないと感じています。
お互いの反応を見ながら、
誤解や行き違いを調整する内に、
お互い思いもよらなかった方向に、
話が進むことも珍しくありません。
メールでは、
どうしても「言いたいことを簡潔に」という視点になり、
話が発展しにくくなります。
プロジェクトの誰とでも、
即時に相談ができる、
一同に会して仕事をする方が効率が上がると、
個人的には思っています。
朝の電車も、一時はガラガラでしたが、
最近はコロナ前くらいの混雑に戻ってきていますので、
以前に比べテレワークも減ってきているのでしょうかね?
「やっぱり出社した方が仕事が速い」
とみなが感じ始めているのなら、
テレワークが主体になるのは、
まだまだ先なのかもしれませんね。
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