2023秋、シーズン初戦エントリーの悩み。その1
こんにちは、高齢者サブスリーをめざす山崎です!
長野マラソンまであと10日足らず。いまだ右アキレス腱付着部炎に悩んでいるにもかかわらず、4月になれば10月のマラソンエントリーが始まるのでソワソワ。
10月といっても初旬はまだまだ暑い。ということで僕が考える秋のシーズン初戦と言えるのはズバリ10/29開催の大会。横浜に住む僕にとって念頭に上がる選択肢は次の三つの大会。金沢、水戸黄門、横浜です。
選ぶ上で、コースが魅力的か、記録を出しやすい高低差か、熱い応援があるか、地酒が美味しいか、などは市民ランナーとして重要なポイントです。しかし高齢者サブスリーを目指すという視点から、まず基本的指標での比較も重要です。僕の考える高齢者サブスリー・レースの選択ポイントをまとめてみました。
陸連公認大会であること
今どき非公認の大会を探す方が難しいように思うのですが、これは結構重要です。なぜなら多くの大会で、スタート地点で前方に並ぶためには持ちタイムの記録証の画像アップロードが要求されるからです。そこには必ず「陸連公認大会」と但し書きがあります。
グロスタイムはもちろんですが、ネットタイムでもサブスリーを目指すには当然前方のスタートブロックから走り出さないと調子が出ません。ペースの合わないランナーに出だしでもまれてしまうと、つまずいたりして良い記録は望めません。だから高齢者と言えども、陸連公認大会でそれなりのタイムを出して、記録証をゲットする努力が必要です。
そもそも2万人を超えるようなマンモス大会で、ウェーブスタートを行わないレースでは前方ブロックにいても、スタートして2キロぐらいは自分のペースで走れません。
さらに言えばAIMS公認大会であることも、海外レース&旅行を楽しみにするような高齢者には重要かもしれません。海外のメジャーレースは年齢ごとの参加標準タイムの設定がなされている場合もあり(代表格がボストン)、AIMS公認レースの記録証提出が必要です。
なおアボット・ワールドマラソンメジャーズ https://www.worldmarathonmajors.com/ に個人登録しておくのはおすすめです。60歳台で3時間そこそこの記録を公認レースで出すと、6大メジャーのうちの1レース(今年は10月のシカゴ)で行うAge Group World Championshipsに招待されます(と言っても出走権をもらえるだけ)。
年代別表彰がある
これも60歳を超えると結構重要です。当たり前ですが、60歳台になるといくら俺は速いぞと言ってみたところで50歳台以下の上位には全くかないません。でも60歳以上なら3時間5分ぐらいまでで走れると上位3名に入れる可能性は高いのです。65歳以上など5歳刻み表彰なら言うことなしです(笑)
表彰状1枚でも、もらえると年寄りにはたいへん励みになります。61歳でボストンを走った時は3時間11分と失速しましたが、60台ベスト20ということで後から化粧箱入りのロングTが郵送されてきて小躍りしました!
参加費用が安い
当然重要です。定年退職して好きなマラソンに打ち込むというのであれば、コストは考えなければなりません。実質コストは参加費プラス、宿泊交通費となります。そうなると旅ランは高くつきますが、そこはそれ、旅ランで一杯!の楽しみも高齢者には重要。むしろ参加費が安ければその分を走り終わった後の飲み代に回せるともいえます。
そういう観点で先の3つのマラソンを比較した表が次になります。どれを選ぶかはともかく、どれを選ばないかは一目瞭然のように思えます。なのになのに・・・(その2に続く)
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