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【目標宣誓】UVERworldのライブ写真を撮影する

 ライブカメラマンのセンイチです。今回の記事は「UVERworldのライブ写真を撮影する」という私が掲げたライブカメラマンとしての人生の目標についてお話していきたいと思います。

目標に関わる自身のライブ写真に対するモットー

 まず最初に、今回の目標に深く関わる自分のライブ写真を撮る上でのモットーについて。
 ライブ写真は現代の音楽シーンにおいて欠かせない存在となっています。その理由は、インディーズやメジャーに関係なく、SNS告知やWEBでのライブレポートなど多くの媒体でいかにしてその日のライブの様子を伝えるかがライブ写真の大きな役目となっているからです。そのライブ写真を撮影する上での私のモットーは「瞬間」「熱量」「躍動感」をしっかり収めること。このモットーを大事にすることで、まるで歌が聴こえてくるような一枚、まるで自分がそのライブにいるかのような迫力ある一枚を生み出せることができると思っています。そして私が撮る写真の持ち味はそういった生命感と迫力であり、それが関係者から好評を得ています。
結局何が言いたいかというと、「センイチが撮るライブ写真は生きてる」ということです。

センイチのInstagramより

はじまりは日産スタジアム公演DVD(初回生産限定盤)

 私が初めてUVERworldのライブに触れたのは、2023年に日産スタジアムで行われたライブを収録したライブDVD『UVERworld THE LIVE at NISSAN STADIUM 2023.07.29』の初回生産限定盤でした。この初回生産限定盤には写真集も付いており、当時ライブ写真集作成中だった自分はこれをお手本としたく、そのためにこのDVDを購入しました。写真集をしっかり見て勉強させてもらった後に観たDVD、まさかこれで自身にとてつもない衝撃が走るとは思いもしていませんでした。 UVERworldの迫力と熱量あるライブパフォーマンス、それにそれぞれの全力で応えるオーディエンス、それらが組み合わさることで生み出された観たことがない空間、ライブカメラマンとして多くのイベントに携わってきましたが、いままでに感じたことがないモノを生ではないDVDから感じたのです。もともと楽曲は好きでよく聴いていたし、音楽番組でUVERworldのライブはすごいというのも何度か目にしていましたが…。本当に「マジか、カッコ良すぎる。。。」とブツブツ呟きながら観ていました。後日、『UVERworld KING'S PARADE 男祭り REBORN at Nissan Stadium』もしっかり追加購入し鑑賞、移動中はUVERworldのライブ音源を聴くことが増えていきました。そしていつしか「UVERworldのライブ写真を撮りたい」と強く感じ出すようになりました。

目標の始まりである日産スタジアムのライブDVD

なぜ撮りたいと強く感じるのか、分析してみた

 これまでライブを見てかっこいいと感じる、ライブ写真を撮ってみたいと感じるバンドはたくさんいましたが、ここまで強く感じたことは今までにありません。自身が小学生の頃からかっこいいと感じる曲を発信してきたバンドだから、いままで好きで聴いていたバンドだから、DVDで観たライブがカッコよかったから。もちろんこれらも撮りたいと感じさせる要素の一つではあるんですが核心ではなく…。少しの間撮りたいと強く感じる理由が自分でも解っていませんでした。そして何故を繰り返した先に辿り着いたのが、自分が掲げるライブ写真のモットーでした。自分の「瞬間」「熱量」「躍動感」をしっかり収めるというモットーの下でUVERworldの熱量や躍動感あるライブパフォーマンスとそれに応えようとするオーディエンス、それらが生み出すライブの空気感を写真に収めたい、どこまで自分のモットーがUVERworldのライブを写真で表現できるか挑戦してみたいという気持ちがとてつもなく強いからではないか、と気づいたのです。

「撮りたい」を確かめるためライブへ

 「UVERworldのライブを撮りたい」という自分の気持ちをすぐに確かめたくなった私はUVERworldデビュー19周年記念日に行われるライブ「UVERworld THE LIVE 〜toward 25&20 anniv.〜」へ参戦しました。参戦すると決めた時、チケットはソールドアウトしていましたが、なんとか奇跡を手繰り寄せるためチケトレ応募。そして、トレード2日目に奇跡の当選…!1Fスタンディング116番を獲得しました。UVERworldの初ライブ参戦が周年ライブ、しかもチケトレで決まるってなかなかの確率なはずなので、当選時はすでにドラマを感じざるを得ないなんとも言えない状況でした…。
 そしてライブへ参戦。UVERworldが繰り出すライブパフォーマンスにオーディエンスの1人として熱量を持って応えていく中で、あのDVDを見て感じた「UVERworldのライブを撮りたい」という気持ちは確信に変わっていきました。この気持ちはライブカメラマンを始めた当初に掲げた目標「ワイバンのオフィシャルカメラマンになる」を追い始めた時以来の心の底から溢れ出す熱いモノでした。「絶対にUVERworldのライブを撮る」そう感じながらライブハウスを後にしました。

終演後、ツアー予告を背景に銀テープ。

さいごに

 今回の目標を記事にしたのは色んな意味がありますが、一番は「こういう人もいるんだぞ」というのをたくさんの人に知って欲しいからでした。写真や映像という媒体を介してライブに初めて参戦する奴がいること、、チケトレというルールの中で人生の目標を掴んだ奴がいること、ライブカメラマンという職業があること、そして、ライブカメラマンとしてUVERworldを撮りたいと思ってる熱い奴がいること、記事の中でこれらを知ってくれることで何かが変わればいいなと思っています。
 「UVERworldのライブ写真を撮る」そう決めて、なにか日々生活する中で心に熱い火が灯ったような気持ちでいます。決して簡単な目標ではないけれど、「いつか」で終わらすつもりもないし、「撮れたらいいなぁ」で終わらすつもりもありません。この目標絶対に達成します。

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