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(米国株式市場9月7日〜9月10日)4指数とも下落しダウ平均とラッセル2000指数は50日移動平均線を下回る。弱い雇用統計後も金利水準は安定して推移し9月FOMC待ちの展開。オプション市場では下落を警戒する動きが広がる。来週注目決算はORCL。

おはようございます。今週は火曜日から全ての指数で3連敗をくらい、なかなかに厳しい一週間でしたね。

大きく株価を伸ばしたのはAFRMでした。素直に堅調な決算が交換されています。

それでは、今週も合戦(米国株式市場)も振り返っていきましょう。

先週の合戦については以下↓↓↓

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先週は猿(@hidejiromoney)が担当じゃったが、今週はワシ(@nobutaro_mane)が担当するぞ!隔週で受け持っておる!

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1. 今週の合戦の要約

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・4指数ともに今週は連敗。S&P500指数とダウ平均は先週からの連敗を5日に伸ばす結果に。ダウ平均とラッセル2000は再び50日移動平均を割り込む
・売抜日はナスダックとS&P500で共に4と蓄積が進む。現状はまだ「Confirmed Uptrend」
・ヘルスケアや不動産セクターが特に弱い展開が続いた。
・先週金曜日の雇用統計を受けても金利は下落せず低位安定を保っている
・9月21日-22日のFOMCに加えて24日にパウエル議長が一般人と対話することが発表される
・オプション市場ではプットコールレシオやVIXが上昇しており下落に備える動きが活発化している
・アクティブファンドマネージャーはポジションを縮小
・来週はCPIが発表。決算シーズンは一段落している。

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2. 代表株価指数動向(&強気相場 or 弱気相場判定)

□ 各株価指数の動き

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今週は月曜日がLabor Dayで米国株市場は休みでしたが、火曜日から4指数ともに3連敗を記録しています。

先週からでいうとダウ平均とS&P500指数は5連敗となっています。(ナスダックとラッセル2000は先週金曜日に上昇しているので4連敗となっています。)


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ついにダウ平均とラッセル2000は短期の動向を見極める50日移動平均線を割り込んでおるの…...

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金曜日にはAAPLがAppleはもはやデベロッパーにアプリ内課金の使用を強制することはできない可能性がFortniteを提供するEpic Gamesの訴訟で判事が判断したことを受けて3%以上の下落となっており更に雰囲気を悪くしています。(AAPLは控訴するので、まだ不透明性は高い状況)


年初からの各指数の比較は以下となります。

S&P500指数→ナスダック→ラッセル2000→ダウ平均と結局途中高いリターンをだしたダウ平均が最低のパフォーマンスとなっています。

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□ 現在は強気相場?弱気相場?

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累積売り抜け日はS&P500が4(先週比+1)、NASDAQは4(先週比+1)。ステータスは「Uptrend Confirmed(確固たる上昇相場)」を先週より維持しています。ただ、売り抜け日も溜まってきており警戒すべき水準となってきています。

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(売り抜け日とは?)

売り抜け日カウントが以下を満たせば天井圏の下落警戒となります。

● 前日より出来高が増加し且つ指数が0.2%以上下落する売抜日カウントが4週間-5週間で3-5日起こる。(上昇中に発生)
● 2-3週間という短い期間で売抜日が4日あっても注意が必要。

(売り抜け日カウント数とは?)

前日比で0.2%以上のマイナスを前日以上の出来高ともなって記録した日を「売り抜け日」とカウント。4-5週間で4-5日あれば天井から下落の可能性あり。2-3週間という短期間で売抜日が4日ある場合も注意が必要。

「フォロースルー日」を迎えたらカウントはリセット。「フォロースルー日」は下落局面で前日比プラスで引けた日から4-7営業日後に出来高を伴って大幅に上昇した日のことを指す。また、カウントから25営業日経過後にも消滅する。

ただ、上位の条件を満たさなくても売り抜け日がカウントされることもあります。これは「指数が失速する」という意味のカウントとなっています。

指数が活発な出来高の中で上昇していくなかで、前日と同じような出来高なのに停滞した場合にカウントがなされることがあります。

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3.セクター別(1week)

□ S&P500

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MRNA+13.01%、ADI+4.5%、NFLX+1.73%
JNJ△4.55%、MRK△4.76%、UNH△4.67%、AAPL△3.05%

JNJやUNH、PFEといった大型ヘルスケア系が弱い動きとなっています。

□ セクターETF騰落率 Highlight(1week)

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(以下ではレバレッジ系やベア系のETFの記載は省いています)

Vanguard Real Estate Index Fund ETF Shares:△4.06%
SPDR S&P Biotech ETF:△3.52%
PDR S&P Regional Banking ETF:△2.74%

4. FRB動向

(FRBの金利動向に気をつける)過去を振り返ると、FRBの金利が引き上げられたことがきっかけで弱気相場が始まり不景気に突入した歴史があります。弱気相場が終わるのは金利が下げられた時が多いです。

最も簡単で役に立つ金融指標はFederal Fund(FF)レート(政策金利)。コンピューターによる自動売買や様々なヘッジサービスによってリスクの高い弱気相場で発生する株価の下落から資金を守るために、ポートフォリオの大部分をヘッジするファンドが現れました。金利が急騰する場面は相場が下落しやすい仕組みになっています。

□ 今週のHighlight

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・特段目立ったイベントはなし
・金利水準も落ち着いており今週はNo News

【今後の重要な予定】

・9月21-22日に9月のFRB。テーパリング開始となるか意識される
・9月24日にパウエルFRB議長ら当局者が24日に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復を巡り一般との対話イベントを開催

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□ 先週のHighlight

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・8月28日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は34万件(予想は34万5000件)と、前週から1万4000件改善。2020年3月中旬以来の低水準となった。
・米雇用統計の結果は非農業部門雇用者数が前月比23万5000人増と、市場予想の72万8000人増を大きく下回り、過去7カ月間で最も低い伸びに留まりました。(デルタ株感染拡大により飲食業を中心に採用を控える動き)
・7月の雇用者数は105万3000人増へ上方改定。
・失業率は7月の5.4%から5.2%へ改善。

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□ 要人発言や注目ニュース

今週は主な金融イベントがなかったので要人発言や注目ニュースについてまとめていきたいと思います。

米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は10日、米連邦準備理事会(FRB)が年内にテーパリング(量的緩和の縮小)に着手することを引き続き望んでいると述べた。

参照:ロイター

→以前からの内容と比較して特段サプライズなし

また、金曜日の突如としてパウエル議長が一般人との対話を9月24日に行うことを表面しています。9月のFOMC後の日程となります。

米連邦準備理事会(FRB)は10日、パウエルFRB議長ら当局者が24日に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復を巡り一般との対話イベントを開催すると発表した。FRBが2019年に開始したイニシアチブ「Fed Listen」の一環。パウエル議長が冒頭の挨拶を行い、ボウマン理事とクラリダ副議長が進行役を務める。イベントには、レストラン経営者や公立学校の教育長など、多岐にわたるセクターの代表が参加するという。

参照:ロイター


また、Wall Street Journalからはテーパリングについては9月合意、11月開始を目指しているとの報道がなされ、早いスケジュールでの合意取り付けを予感させる動きが活発化しています。

米連邦準備理事会(FRB)当局者が11月のテーパリング(量的緩和の縮小)開始に向け、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で合意を目指していると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が10日報じた。

WSJによると、今月21─22日に開催されるFOMCでは、テーパリングに着手する公算は小さいものの、パウエルFRB議長は同会合で、11月にテーパリングを開始するというシグナルを発する可能性がある。多くのFRB当局者は最近、年内のテーパリング開始は可能という認識を示している。

参照:ロイター

□ ドットチャートの動き

ドットチャートはFOMCメンバーによる金利予想です。

更新は3月・6月・9月・12月です。6月は3月から引き続き、2021年での利上げは見込んでいません。次回は9月21日〜22日のFOMCで発表ですが、現状認識のために6月の結果のおさらいです。

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6月の会合で、2023年時点で現状から2回の利上げが見込まれると発表されました。2023年の中央値が2021年3月時点では0.125%、今回は0.625%です。

利上げ見通しに加え、経済見通しについても発表がありました。今回9月のFOMCでも、当該データについて更新がなされますので要注目です。

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・2021年GDP見通し:前回6.5%→今回7.0%
・2021年のインフレ率:前回2.4%→今回3.4%
・2021年のコアインフレ率:前回2.2%→今回3.0%

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□ FRBのバランスシート(BS)拡大・縮小動向

FRBは金利を引き上げる前に、まずはバランスシート(BS)の縮小(テーパリング、資産買い入れプログラムの変更)を実行することを見込まれています。

BSが拡大するということは、市場に流通する資金が増大して、景気を加熱させることに繋がります。

(2002/12/18-2021/09/10)

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現状はまだまだBSの拡大は継続しています。景気はよいにも関わらず、BS拡大は継続。(異次元緩和ですね)

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※資産買い入れプログラムについて、現在では米国債を月800億ドル(約8兆4千億円)、住宅ローン担保証券(MBS)は同400億ドルのペースで買い入れています。こちらのペースを下げることを「テーパリング」といいます。

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他国が利上げに走る中、米国はまだまだ資産買い入れを進めており、株価は上昇を続けています。あまりにも世界のバランスが取れておらず、どこかで(株価指数は)是正されるタイミングは来ると思われます。

□ ブレイクイーブンインフレ率

ブレイクイーブンインフレ率とは、債券市場が期待するインフレ率を意味します。

この1年間「5年ブレークイーブンインフレ率」と「10年ブレークイーブンインフレ率」は上昇基調で進んできましたが、5月に入り一服、6月に入り下落。10年ブレークイーブンインフレ率は2.5%以下の水準で横ばいです。落ち着いた動きです。

(2020/01/01-2021/09/10)

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(2021/08/01-2021/09/10)

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今週、若干10年と5年ともに上昇していますが、8月からの期間でみると、まだまだ横ばいの範囲内といえます。落ち着いた動きといってよいでしょう。


□ 長期金利(5&10年債利回り)


長期金利の動向は株式市場関係者は非常に注意深く見ています。10年債利回りと株式のバリュエーションはシーソーゲームの関係にあるからです。金利が上がれば(債券が売られれば)株の評価は下がります(あえて、非常に簡易的に表現しています、評価が下がるのはそれだけではありません)。

(2020/01/01-2021/09/10)

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(2020/08/01-2021/09/10)

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7月以降の低位安定を継続しています。

5. プットコールレシオ


ここでは年初来からの比率(%)を観察します。直近の投資家心理を確認。

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プットコールレシオ = Put売買金額 /Call売買金額

⑴プットコールレシオ > 1 = Putの売買代金が大きい = 投資家が株式相場下落を期待(悲観的)
⑵プットコールレシオ < 1 = Callの売買代金の方が大きい = 投資家が株式相場上昇を期待(楽観的)

で算出されます。つまりプットコールレシオが1を超えているということはPutの売買代金の方が大きく下落を警戒する投資家が多いことを意味します。これは相場が悲観的なことを意味しており相場の底局面ではプットコールレシオが高くなる傾向があります。

一方、プットコールレシオが1を下回っているということはCallの売買代金の方が大きく上昇を期待する投資家が多いことを意味します。ただ、これは楽観的であるということを意味しており、相場の高値圏ではプットコールレシオは低くなる傾向があります。

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プットコールレシオは1.014と久方ぶりに1を上回り年初来だと最高水準に急騰しています。1を超えているということはプットの需要の方が高く、下落に備えて悲観的になっている投資家が多いことを示しています。

6. Volatility index(VIX指数/恐怖指数)

VIXとは市場で取引されている価格から逆算された「株式市場のボラティリティ」のことを指します。株価指数は上昇時は緩やかに上昇し、下落時は急落します。市場参加者が高いボラティリティを見込んでいるということは、市場に対して不安を抱いていると想像できます。

VIX指数は株価の先行きにどれほどの振れ幅(ボラティリティー)を投資家が見込んでいるかを示す「株価変動率指数」のうち、米国株を対象にした指数。通常、株安が懸念される局面で上昇し、20を超えると不安心理が高まっていると解釈される。その場合、「株価が今後1年間に約7割の確率で上下20%の範囲で変動する」と投資家が予想していることを示す。

2008年の金融危機の際にVIX指数が80超に上昇して注目を集めた。18年2月と10月にもVIX指数の上昇をきっかけに米国株が下落する場面があった。VIX指数の上昇に連動して機械的な株売りを出す「リスク・パリティ」などと呼ばれるファンドが存在するからだ。(引用:日経新聞)

S&P500指数(VIX:青)とNASDAQ(VXN:ピンク)のVIX指数の5年推移は以下となります。

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過去1ヶ月の値動きは以下となります。VIXとVXNともに今週急騰しており、VIXも注目される20を超えてきています。

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プットコールレシオといいオプション市場では警戒する動きが活発化しています。

7. 空売り比率 (Short Volume)

空売り比率・ショートボリュームはNYSE(ニューヨーク証券取引所)で空売りされている株式の数をNYSEの総出来高との割合で示したものです。

この比率が高ければ投資家が市場をネガティブに見ていることが読み取れます。(「空売残」はShort Interestです。ここでは触れません)


特に暴落局面で注視するのが有効で弱気相場が底をつける時というのは空売りの急増を示す数値の上昇が通常2回か3回現れると成長株の巨匠・オニール氏は言及しています。

それではまずS&P500指数の空売り比率は以下となります。S&P500指数で最も取引Volumeが多いETFであるSPYで見ていきます。

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先週から空売比率は落ち着いていましたが、今週も値動きとは別に空売り比率は低位で推移しています。

また、ナスダックについては取引ボリュームが大きいQQQでみていきたいと思います。QQQは先週から引き続き空売りの比率が高い状況が続いています。

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S&P500とナスダックで投資家の行動に乖離が生じてきています。

8. 機関投資家やアクティブファンドマネージャーの動向

□ センチメントインジケーター

センチメントインジケーターは、個人投資家、機関投資家、海外投資家の過去12か月の株式ポジションと比較したもの。スコアが1を超えていたら、ポジションが増大していることを示し、-1を下回るとポジションが縮小していることを示しています。

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上記は今週時点では先週から更新されていません。8月30日更新「-0.2」(8月17日は「-0.2」)。直近ずっとマイナスが続いており資金の流出が続いています。

□ NAAIM Number

次にNAAIM Numberです。NAAIM Numberはアクティブファンドの投資動向です。100を超えるということはアクティブファンドがレバレッジをかけていることを意味します。

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上半期の動向を見ると、1、2月はアクティブファンドの積極的な買いが入っていたことがわかります。3月は50%くらいまで引き下げ。4月は再び100を超えました。4月に比べ、5月は大きく下げています。

6月に入り、一旦ポジションを引き上げる局面もありましたが再び100%に近づいています。7月もポジション調整が見られ、現在は再び100%に近い水準まで戻しています。

9月は歴史的に相場は下落する傾向にあります。来月は非常に緊張感のある相場になるものと考えます。(昨年の9月も60%以下までNAAIMは下落していますね)

今週9月8日に84に減少しています。(9月1日時点では94でした)


9. 注目経済指標の動向

今週は生産者物価指数が発表されましたが、概ねインラインの結果となっています。

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来週は物価指数である消費者物価指数(CPI)の発表が控えています。

10. 米国企業決算スケジュール

決算シーズンは一段落しました。来週注目企業の決算は殆ど予定されていません。強いて言えば月曜日に発表されるORCLくらいでしょうか。

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まとめ

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・4指数ともに今週は連敗。S&P500指数とダウ平均は先週からの連敗を5日に伸ばす結果に。ダウ平均とラッセル2000は再び50日移動平均を割り込む
・売抜日はナスダックとS&P500で共に4と蓄積が進む。現状はまだ「Confirmed Uptrend」
・ヘルスケアや不動産セクターが特に弱い展開が続いた。
・先週金曜日の雇用統計を受けても金利は下落せず低位安定を保っている
・9月21日-22日のFOMCに加えて24日にパウエル議長が一般人と対話することが発表される
・オプション市場ではプットコールレシオやVIXが上昇しており下落に備える動きが活発化している
・アクティブファンドマネージャーはポジションを縮小
・来週はCPIが発表。決算シーズンは一段落している。

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