戸籍に性別変更した事実は記載されているべき。

戸籍に性別変更した事実が記載されていることはプライバシー権の侵害だという方の記事にそうは思わないというコメントしました。
結局、話交わらず終わってしまいましたが、結婚に関する問題で、どうしても納得できない意見あったので、ここに改めて書きたいと思います。
ケースはトランス女性と知らずに結婚した場合。異論も多いですが、私は婚姻と生殖、子供を持つことは不可分だと思っています。
トランス女性と結婚することは決して子供を持てないということ。(第三者の卵子用いた代理出産なんてラジカルなことはなしとしましょう)
自分がトランス女性であること隠して結婚するような人はいないと思いますが、性別適合手術受ける前に凍結保存した精子で生まれた子供の嫡出関係を、実母がいるにも関わらず、今は女性になった遺伝上の父が訴訟起こすなんて、法の全く想定していない事態が起きているわけで、トランスであること隠して結婚する人皆無とは言えないと思います。ちなみに、ここで問題にした裁判については、原告が子供がいること隠して戸籍変更手続き取っていたこと二審で明らかになりました。明らかな違法行為です。もはや、訴訟の必要無いのではと思います。法務当局が原告の戸籍の性別変更取り消し、戸籍を男に戻し、婚姻関係の無い女性との子供の認知として受理すればいいだけです。そして子供の母と原告「男性」は見かけ同性夫婦として暮らしているようなので、男女として婚姻届出すよう促してもいいと思います。見た目が女のお父さんがいてもいいじゃないですか。それこそ、ダイバーシティというべきものと思います。
話が横道に逸れてしまいましたが、結婚後妻がトランス女性と知った夫の心理考えたいと思います。特に感慨なく受け入れる人もいるでしょうが、騙されていたと、特に子供を望んでいた夫はそう思うでしょう。それに対し不妊女性もいるんだからと、私がコメントした著者の方はシスもトランスも関係ないとしていましたが、そうでしょうか。妻が不妊であること理由に離婚認められること無いと思います。しかし、トランスだったはどうでしょう。男の感覚では、騙されて結婚した。トランスだと知っていたら結婚しなかったと離婚、慰謝料請求の訴訟ありうると思いませんか。そんな悲劇は無いに越したことないと思います。戸籍に性別変更の事実記載されていれば防げます。
もう一つ、性別変更分かるようにしておくべきの理由として生命保険契約のこと書きました。平均寿命の長い女性の保険料は男より安くなっています。性別変えても身体性変わるわけでは無いので、男が女で契約したら不正では無いかと述べましたら、著者の知人は女に性別変更して保険料上がったと書かれていました。それは、恐らく男時代に契約した保険契約で、性別適合手術が新たな健康リスクと付加保険料要求されたものと思いましたが、コメント打ち切られてしまったので伝えていません。
トランス女性の女子スポーツに参加すること論議呼んでいることを、性別変更の事実を戸籍に記すべき理由と上げましたが、戸籍法の趣旨とスポーツは関係無いと言われました。
LGBT法制の問題が論議呼んでます。耳目引き易い差別にかこつけて論議されてますが、突き詰めればLGBT当事者は当然享受できているはずの市民的自由が制限されている。不公平だという要求では無いかと思います。実は市民的自由と社会の調和は時に対立します。欧米では究極の市民的自由の要求、性は自分で決めるものという性自認至上主義が社会の各所で混乱と新たな人権侵害生んでいます。日本は社会的同調圧力強く性自認至上主義のようなラジカルな自由要求は一蹴されていましたが、左翼マスコミ中心の世界標準という煽りのせいで揺らぎが見えます。戸籍の性別変更事実記載撤廃要求もその一環に見えました。社会は個の集合体です。しかし、成り立ちや人間というもの考えた場合、人は社会に生かされていると言えるのではないでしょうか?リベラリズムは強者の論理です。決して公平公正なものではありません。日本だけが浮いている。大いに結構では無いですか。代理母という性搾取、子供の自分は異性という気まぐれを真に受けてトランスジェンダーに仕立て上げる。そんな社会は真っ平ゴメンです。

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