2020年総まとめ
こんにちはMです。
本日はクリスマス!いよいよ2020年も終わりに近づいてきましたね。
樂舎は本日が仕事締めということで、今年の総括記事を書いてみたいと思います。
●SNSをはじめました
まず、今年を語るうえでは映画業界だけでなくこの世界に生きている方なら皆触れなければならない新型コロナウイルスの出現。私たちの仕事にも大きな変化をもたらしました。政府の外出自粛要請が出て映画館が閉館となり、3、4、5月の公開作が軒並み公開延期となりました。私たちもその間はテレワークとなり、宣伝の仕事をしようにもできない状況だったのでこれまで経験したことのないほどゆったりした日々を過ごしました。大ベテランのWさんも「ウン十年働いてこんなに暇なのは初めて」と言うほどです。(Wさんは仕事人間なのできっと働きたくてうずうずしていたはず)
時間があったのでなにか新しいことを始められないかと思い、スタートしたのが樂舎SNS《Twitterとnote》です。このSNS時代、会社で映画のSNS仕事を引き受けることはありながらも、普段から頻繁にSNSを使用するタイプではないアナログ人間が多い樂舎では更新がままならず、6月に開始して更新した回数は前回までで6回…。汗
毎日更新している方、本当に尊敬です。。。
少しは慣れてきたので、来年はもっと頻繁な更新&皆さんに楽しんで読んでもらえるような記事を書くことを目指します!まだ登場していないメンバーにも執筆してもらいたいと思ってますのでお楽しみに。
●2020年のお仕事
お次は今年の出来事を宣伝作とともに振り返ってみたいと思います。(Yのコメント付き!)
※『』=映画作品、「」=ドラマ・その他
1月
『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』
『ダウントン・アビー』
『リチャード・ジュエル』
1月はいきなり公開作が3本もあり、昨年の年末は大忙しでした…(+12月公開の大きな作品も数本あった)。「これ、無事に年を越えることできるのかなぁ」と漠然とした焦りを感じながら仕事をしていたのを覚えています。。
『ダウントン・アビー』、あのお屋敷の人々が共にする時代のうねりをジュリアン・フェローズの巧みな脚本で引っ張っていくんだからそりゃ目が離せませんでしたね…。いまならアマプラ&Netflixで観れちゃいますね‥‥(Y)
2月
『スキャンダル』
シャーリーズ・セロン×ニコール・キッドマン×マーゴット・ロビー共演の最強女優陣共演の豪華作品で、賞レースを賑わす素敵な作品でした。第92回アカデミー賞では本作のKazu Hiroさんがメイクアップ&ヘアスタイリング賞を獲得し盛り上がりました。が、ちょうど公開時期に新型コロナウイルスが猛威を振るい始め、映画館からも人が少しずつ消え始めた頃でした…
3月
「WOWOWオリジナルドラマ 有村架純の撮休」
コロナで世間が異様なざわつきを見せ始め、新作が無事に公開できるのか映画界も不安と焦りでいっぱいだった時期でした。今後の宣伝作がどうなるのか、来日を予定していたゲストはどうなるのか、毎日状況が変わるバタバタの日々が続きました。
5月
「WOWOWオリジナルドラマ 2020年五月の恋」(webドラマ)
※2021年1月5日(火)までYouTube無料配信中!
4,5月は緊急事態宣言に伴い、樂舎もテレワークへ。慣れないオンラインミーティングツールを使いなんとか打ち合わせをするも音声が聞こえない、ネットがつながらない等の地味なトラブルも多かった頃(もはや懐かしい)。宅配は郵便物などがあるので、毎日シフト制で誰かしらが出勤していましたがこの頃は電車が本当にガラッガラでした!
6月
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
『コリーニ事件』
『ペイン・アンド・グローリー』
いよいよ緊急事態宣言も解け、映画館が次々と指導!延期となっていた作品も無事公開を迎えることができました。しかしまだ座席は50%での販売で、観客もすぐには戻って来ず。まだまだ不安が残る劇場公開でした。
良い映画…戻ってきてほしい…(Y)
7月
『チア・アップ!』
『カセットテープ・ダイアリーズ』
まさか夏までマスクをすることになるとは…。毎日出社しながら、マスクのせいでいつもの夏より何倍も暑さを感じる日々でした。しかし、マスコミ試写などはまだ感染の危険から復活せず、外部に営業にもいけないのでずっと社内でデスクワーク。熱中症よりエアコンの冷えに悩まされることに。
それぞれ4月から7月に延期に‥‼ともあれ無事に劇場公開。ほっ。(Y)
8月
『オフィシャル・シークレット』
『オフィシャル・シークレット』のモデルとなったキャサリン・ガン氏にオンラインインタビューを敢行。海外ゲストが来日をするのは難しくなったが、その代わりオンラインで繋がりやすくなったことを実感。これまでにも電話インタビューやSkypeインタビューという形で世界のセレブや映画関係者に取材をしてきましたが、より高いクオリティで手軽に繋がれる新しいシステムに助けられました。技術すごい。
10月
「第33回東京国際映画祭」
もはや海外だけでなく、日本に住む俳優さんたちの取材もリモートが当たり前に。みんな家から参加することができるけど、俳優に家の内装を見られるのも複雑な気分だろうな…。東京国際映画祭は多くの方々にお越しいただき、感染者も出ず無事に閉幕。映画ファンの力を改めて感じました。
11月
「イタリア映画祭2020」
『おらおらでひとりいぐも』
「WOWOWオリジナルドラマ 竹内涼真の撮休」
『滑走路』
『アーニャは、きっと来る』
前回の記事でも書きましたが、2020最後の怒涛の仕事月。毎週なにかしらの公開がありました~。10月の鬼滅フィーバーから映画館も全席100%販売に戻り、映画館にも活気が戻るようになりました!
怒涛~。あまり記憶がありません~。(Y)
12月
「イタリア映画祭」オンライン配信が~12/20まででした。映画祭でしか観れなかったやつが見られる!ということで見逃した作品ついにみれました。目まぐるしく新作が走り抜けていく状態から、はみ出し追っかけができるのはとても良かったです(Y)
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本年度は映画・ドラマ・映画祭合わせ、18本の作品に関わらせていただきました。その他にもこのコロナ禍において公開延期となってしまった作品や、やむを得ず中止となってしまった作品があったのは残念でしたが、今年も駆け抜けました!
しかし12月に入りコロナ第3波が押し寄せています。今後また映画館が閉鎖する可能性もあるのかもしれませんし、ひと月先のこともまったく見えない状況です。そんな中映画を宣伝していくのは、とても難しいことかもしれません。春は“不要不急の外出”はしないようにと言われてきましたが、映画は不要なものではないと信じていますし、映画館の大きなスクリーンで多くの人と感動を共有する体験は無くなってほしくないですよね。映画好きなら誰しもがそう考えていると思います。なので、マスクをして消毒をするなど最低限のルールを守りながら、これからも映画館で映画を楽しんでいきたいと思います。
●来年も面白い映画あります!
ちょっと真面目な話になってしまいましたが、来年も注目の作品が盛りだくさんです。
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『すばらしき世界』(2/11公開)
『世界で一番しあわせな食堂』(2/19公開)
『約束の宇宙(そら)』(4/16公開)
『総理の夫』(秋公開)
などなど。どれも劇場で楽しみたい作品ばかりですので、
ぜひ無理のない範囲で映画館で応援いただけると嬉しいです!
長文のまとめ記事を最後までお読みいただきありがとうございました!2020年はバタバタな一年でしたが、新しいチャレンジもはじめることができ充実していた年だったように思います。来年も粛々と更新していきますので、気長に待っていただけたら嬉しいです。。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
Have a Merry Christmas&Happy New Year!