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遠藤まめたさんによれば、思春期ブロッカーは可逆的で、副作用は「少ない」そうです。


千田有紀さんにデマを書かれてとても困っています。
交通費(といっても500円のみですが)を支給しているLGBTユース団体はにじーずしかなく、代表者の私が思春期ブロッカーを「推奨」している事実も、副作用の話をユースにしてないといったこともありません。
てか、思春期ブロッカーは年間50万円近くして大学病院で平日に通院が必要なので「親に黙ってブロッカーする」なんてことは不可能です。だから親が治療に対して理解のない子にブロッカーの話なんてそもそもするわけないです。
すでに団体のアカウントを閉じるまでに誹謗中傷が激しくなっている中で、さらに無根拠にこのように書かれて、Yahooニュースにもでたらめを書こうとする。これを読んでいる方の中には、千田さんと仕事で関わる方もいらっしゃると思います。
本当に何か言えないものでしょうか。困っています。
元記事 https://note.com/sendayuki/n/n7a980bbfab77

https://www.facebook.com/100003847989291/posts/2643457702459137/?mibextid=cr9u03

以上は、遠藤まめたさんが自身のフェイスブックで全世界に向けて公開された記事です。私も困っています…。

コメント欄を見ていただければわかるのですが(うまくTLにならず錯綜しています)そこでのやり取りがありました。

私の記事、タヴィストックジェンダークリニックについて書いたところの皆さんの反応の記録

日本でもすでにトランスの若者の支援団体が、親に内緒で来るようにと交通費まで渡しているところがありますし、そこの代表は思春期ブロッカーを、副作用があるとは言わず薦めてもいます。

の個所を指していると思われます。活動に差し支えるのも不本意ですし、あえて名前をだしませんでした。周囲が裁判をしろとけしかけるなか、遠藤さんは、まず自分のことを指しているのかどうかを私に確認されました。

「これを読んでいる方の中には、千田さんと仕事で関わる方もいらっしゃると思います」とおっしゃるなら、いつでも直接まず連絡を取って欲しかったです。公開でこのようなものを書かれる前に。そうされなかったということは、公開でやりたかったのだなと了解しました。

遠藤さんが「思春期ブロッカーを、副作用があるとは言わず薦めてもいます」とした、私の判断の根拠はこのツイートです。

「可逆的な反応で推奨されている」といっていらっしゃいますから、副作用にも言及されていないし、推奨されているのかと思いました。

しかし、トランスジェンダーの子、将来どうなる?の記事の「二次性徴を止める薬で「考える時間」を確保するのもアリ」を、Twitter経由で他の人に教えてもらいました。

「『胸が出てきたらとてつもなく嫌だ』とか『男性っぽい声になるのが耐えられない』という子は、身体の変化にともないメンタルヘルスの状態が悪化しがちです。『二次性徴抑制ホルモン』を使用すれば、そうした身体の変化を一時的に止めることができます。
トランスジェンダーの人が行うホルモン療法といえば、15歳以上を対象として、心の性にあわせた性ホルモン(男性ホルモンや女性ホルモン)を定期的に投与し、望みの性別らしい身体つきを手に入れるというものがありますが、一度起きた変化を元には戻しにくい側面があります。一方で、『二次性徴抑制ホルモン』は副作用も少なく、投与をやめれば元通り通常の二次性徴が起こります。さらに、15歳未満でも使用することができます。この療法によって、二次性徴による苦悩を劇的に減らし、本人のメンタルヘルスが良好な状態で、将来自分がどのような性別で生きたいのかを改めて模索してもらうための余裕を持たせることができるのです」

思春期ブロッカー(二次性徴抑制ホルモン)は、骨粗鬆症やペニスの発育不全をはじめとした、その他さまざまな症状を引き起こすことで知られており、スウェーデンの病院では18歳以下の処方をやめたところもあります。

日本語でも多くの方が翻訳していくださっていて、記事を読めます。
#思春期ブロッカー について。TrangenderTrend の記事より。
「思春期ブロッカー」と女性への副作用の実態
思春期ブロッカーの副作用

疲れて朦朧としているのでとりあえず、3本あげておきます。もっともっとたくさんあるので、また後日補完します。

遠藤さんによれば、「投与をやめれば元通りの通常の二次性徴が起こる」「15歳未満でも使用できる」「可逆的な反応」と書く一方で、副作用は「少ない」。ここでは「ない」とは言ってないのですね。「少ない」。新しい記事を発見したので、確かに「ない」とはいいきっていない。過去記事を「少ない」に訂正させてもらいました。

遠藤まめたさんによれば、

私が個人的に推奨しているのではなく日本精神神経学会や、WPATHのstandard of careでエビデンスに基づき書かれていることです。

だそうです。しかしいま思春期ブロッカーが海外ではこれだけ問題になっているにもかかわらず、日本精神神経学会ほかでは使用に疑問をもっておられないのでしょうか? いちおうご本人のご要望通りに、訂正をいたしました。

あ、いまTwitterも発見しました。

「薦めていらっしゃる」ことは事実なんですね?

え?私の文章、「①日本でもすでにトランスの若者の支援団体が、親に内緒で来るようにと交通費まで渡しているところがありますし、⓶そこの代表は思春期ブロッカーを、副作用があるとは言わず薦めてもいます」。この①と⓶はそれぞれ独立であって、親に秘密でブロッカーなんてまったく言っていないのですが…。そもそも高額なブロッカーの費用を、どうやって未成年が捻出できるんでしょうか?

読み取り能力というよりは、「ためにする誤読」に思えますが、遠藤さんに親しい人たちに、私がそういったことにされて、Twitterで拡散されています。怖い世の中だ。

話を元に戻すと、私のYahoo!ニュースが「でたらめ」である箇所はどこか、「デマ」というのは削除して欲しいといったのですが、寝られるとのことでお答えにならないまま、フェイスブックの日記はそのままにしたまま消えられました。

そうしたフェイスブックがそのまま放置され、コメント欄等見られないため、それを鵜呑みにした人に、私がdisられているのですが…そしてこれに何時間も時間をとられて、ほぼ徹夜になってしまったのですが…。

「でたらめ」だの「デマ」だのいうのだったら、少なくとも根拠を戴きたいと思います。毎回毎回、根拠も示さず「デマ」を言う人というイメージを振りまくやり方に、心底疲れています。

若いトランスを支援することはとても重要なことだと思います。私も遠藤さんの活動は尊敬しています。しかしだからといって、子どもの健康のことについて、まったくの疑念をさしはさむことが許されず、デマデマデマデマ、研究者に対して書く報復がされていいとも思いません。朦朧としていて、表現に配慮する余裕もありません。すみません。私も、寝たかった。

朝起きたら、遠藤さんからの返信が入っていました。

ええと、私の質問にはまったく答えられていないように思うのですが…。なんなんだろう、ぐったり。

私はもとより、遠藤さんが親に内緒で思春期ブロッカーをさせているなどといっていません。これでいいでしょうか? そして私にはどう答えてくれるんでしょう、遠藤さん。

追記。気が付いたらこんなお返事をいただいていました。ところで私の質問にはいつ答えてくれるなろうか。

記録として追加。


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