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言葉のシャワーを浴びて、感じる言霊の力。

こんにちは。週に一度の、栴檀女将のブログ更新の時間となりました。

栴檀は料理旅館です。接客をしていると、お客様の言葉のシャワーを浴びます。

お客様から聞いた言葉達を私の中で消化します。消化不良の時もありますが、その多くは、私の活力源になります。

素敵な話は、誰が話してくれたかは言わないけれど、従業員に話して伝えたりもします。

例えば、お客様との会話の中で聴いた「意思、強い気持ちは、不可能を可能にする。」という言葉。

弱気になっている従業員に話して力づけようと言葉の力を借ります。

また言霊とは少し違いますが、作家の早見先生は、いつも私のくだらない話に耳を傾けながら、「そーね」と相槌を打ってくれます。

松山の人は、「そーね」は使いません。松山弁を愛してる私ですが、何度も「そーね」に癒されています。

言葉自体ではなく、イントネーションや言葉を発する時の音の力もあるのでしょう。

書道家の作品からも言葉のシャワーを浴びました。


「たいそせい」と読みます。

そは、神の使いの鹿が三匹。
優雅に歩いている。
その心はおおらかに生きなさい。
と言う意味だそうです。

こちらの言葉に出会って私もおおらかでありたいと思うようになりました。

特に人に対して許せる人でありたいと思っています。


私が生きてる世界ならではですが、墓場まで持っていく話ももちろんあります。

つまり、他言無用な話。

私を信用して話してくれた事に感謝しながらお客様の話を聴きます。

沢山の言葉達に囲まれて、この世界に生きています。

そんなことを考えてる時に、こちらの本が贈られてきました。


春らしい装丁に心がポカポカと暖まります。

道後にある「うめ乃や」さんの大女将、梅岡貴美子さんが書かれた句集『桜刻に』です。

どの言葉も品があり、物腰が柔らかいお人柄が伝わる言葉が散りばめられています。

色が見える句が多いと感じます。

「桜満ち夜空の青きかと思ふ」

うめ乃やさんから見える風景でしょうか?
道後公園の桜が満開の様子が見えます。

お花見に出かけなくても言霊で桜見物出来ますね。

送っていただいた女将さんの美子さん、私の心に春のプレゼントをありがとうございました♪

ぜひ読まれてみてくださいね。

日常には沢山の言葉が溢れています。
皆さんはどのような言葉を使われていますか?

何か意識されている言葉や、この言葉に力をもらえたなどのお話を聴かせていただきたいです。

言葉から広がる世界を楽しみに今日も栴檀にて皆様をお待ちしております。

お読みいただきありがとうございました。
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