見出し画像

なんとデビューから40年なんですね!~俳優・松下由樹~

このところ松下由樹の記事をあちこちで目にすると思ったら、なんとデビューから40年なんですね!息の長い、ずっと”第一線”で活躍しているイメージの俳優さんです。

昔のトレンディー・ドラマからコメディーまで、幅広い役を演じてきている誰もが認める実力派。私、松下由樹も昔から大好きなんです。

15歳の時、映画『アイコ十六歳』で主人公(富田靖子)の友人役でデビュー。考えたらこの映画、二人の名女優を輩出しているということになりますね。NHK『ヤングスタジオ101』で、ダンサーとして踊っていた姿もなんとなく覚えています。

特に内館牧子脚本作品二本は、強烈なインパクトが残っています。

ドラマ『想い出にかわるまで』。今井美樹演じる姉の婚約者(石田純一)を奪って結婚してしまうという妹役は、世の女性たちすべてを敵に回したと言っても過言ではなかったくらいでしたよね。とことん嫌われ役に徹した”女優魂”を感じました。

ドラマ『週末婚』。妹役・永作博美と姉妹で繰り広げるドロドロの愛憎劇も、「ここまでやる!?」とかなり見ごたえがありました。演技派の二人だからこそ、あそこまでの世界観を作り上げることができたと思います。

他にも大好きだったドラマ『29歳のクリスマス』、観月ありさとの名コンビぶりが光っていた『ナースのお仕事シリーズ』。最近では小泉孝太郎との掛け合いが面白い『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜』などなど。

『ゼロ係』の”寅三(とらみ)さん”役、最初は”べらんめぇ調”で啖呵を切るシーンに恥じらいが感じられましたが(笑)、シリーズを重ねるにつれどんどん板についてきました。

私にとって松下由樹の最高傑作は、なんと言っても土曜ワイド劇場『おとり捜査官・北見志穂』。蟹江恵三さん演じる袴田俊郎との”名バディぶり”が毎回楽しみでした。

殺人事件が何かしら起きて、北見が”おとり”になって犯人に拉致され、それを最後は袴田さんが必ずスーパーマンのように助けに行くというワンパターン。でもそれが分かっていても、ワクワク&ドキドキでした(笑)。

先日たまたま目にした記事で、松下由樹にとって一番好きな俳優は蟹江恵三さんとありました。「背中で教えてくれた大先輩」だそうです。蟹江恵三さんは寡黙なイメージ通りの方だったようですが、演技をする時の切り替わるスイッチとかを蟹江恵三さんの背中から学んできたそうです。

明日公開の映画『お終活 再春!人生ラプソディ』にも葬儀社の社員役で出演されているそうですが、この映画もなかなか強力なメンバーがそろっていて”終活”というテーマながら楽しそうです。

主役でも脇役でも、どんなポジションで演じていてもその存在感がしっかり感じられる俳優・松下由樹。

40年は通過点に過ぎないと思うし、おばあさんになっても変わらず輝いている松下さんを、これからもずっと観続けていきたいと勝手ながら思っています!!

いいなと思ったら応援しよう!