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年賀状って、なにげに難しくて悩ましい…

昨年の郵便料金の値上げを受けて、今年で“年賀状じまい“をする人が増えるだろうと予想していました。「今年で最後にします」とか、てっきりそういう言葉が並ぶのかと思っていました。

私の場合相手の住所が変更されていないかの確認も含めて、年賀状の「送付リスト」を毎年作ることから作業がスタートします。

年賀状だけで繋がっている人たちの名前を見ると、私はまだ“年賀状じまい“をする気持ちにはなれずにいます。今年もある程度の枚数(70枚くらい)、例年と変わらず送りました。

ただ、明らかにこの人は私が送っているから返信してくれているだけと思う人たちには、今年から送らないことにしました。案の定その人たちから年賀状が届くことはなく、これでジ・エンドでしょう。

SNSで繋がっていない人たちは、これで連絡を取り合うことはこの先もうないかもしれませんね。

来年の年賀状については今年届いた様子で判断しようと、「送付リスト」に色分けでチェックしてみることにしました。元旦に届いた人は何色で…とか。

元旦に届いたのは自分が送った枚数の3分の1程度で、実のところ毎年そんなものかもしれません。1/2は配達がないので、1/3に届いた人までが一応お互いにやり取りするつもりがある人という感じで判断しようと思っていました。

ところが1/4以降に届いた人でも「値上げしたのでどうしようか迷っているうちに、お正月になってしまいました」とか、「プリンターの調子が悪くて遅くなりました」とか、そういうことが書かれていたりで年賀状はなかなか一筋縄ではいかないものですね(笑)。

いつも1/7辺りに返信が届くのでもう送らなくていいかと出さないでいたら、今年に限ってその人から元旦に年賀状が届いて慌てて送ったり…。年によって気まぐれに返信が来たり来なかったりで、ずっと惑わされ続けたり…。まさに、私にとっての“年賀状あるある“です。

結局今年1/7、1/8辺りまでに何かしらの返信が来なかった人は、全部で5人程度でした。この人たちには来年から送らないつもりですが、その他の微妙な人たちについてはまた今年の年末にどうしようか悩むことになりそうです。

“年賀状じまい“について明確に言及してある年賀状は2枚ほどだったので、私の周りの人たちはまだ“年賀状じまい“するつもりがなさそうな人が多いのかもしれません。それか、パタッと来なくなるのか…。それもまた寂しいものですが…。

母は数年前に“年賀状じまい“したはずなのに今年もまだ十数枚届き、現在の状況を知らせる寒中見舞いハガキを私が代わりに作ることになりました。親世代は、自分がまだ元気で生きていることを知人に知らせたい方がいらっしゃるということなんでしょう。

年末の多忙な時期に年賀状作成の作業がなくなるのはありがたいことですが、年賀状という存在が世の中から無くなってしまうのも寂しいと思う派の人間なので、もうしばらくは“年賀状じまい“しないでいこうと思っています。

それにしても年賀状って、なにげに難しくて悩ましい…。

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