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「想い出の解体工事イベント」なかなかシュールな絵面でした!
そもそもバレンタインデーは海外では恋人や家族などの大切な人に贈り物をする習わしだったのに、1932年に「モロゾフ」が「バレンタインデーはチョコレートを贈りましょう」と提唱したことで、徐々に日本でもバレンタイン文化が広がっていったんですよね。
そんな中1958年「メリー・チョコレート」が女性から男性にチョコレートを贈るという戦略を立てて、”日本独自”のスタイルに変えてしまったんですよね…。女性が年に一度だけ愛の告白ができる日と、いわば勝手に位置付けられてしまったわけですね(笑)。
会社の男性陣に女性陣から”義理チョコ”を贈るという、今思えばなんてもったいなかったんだろう?という行事もありましたっけ。最近はもうその手の”義理チョコ”行事は会社としてやってないんですよね?会社員の方どうなんでしょう?!
”愛の告白の日”だったはずが、いつの間にか高級チョコレートを自分へのご褒美に買うという目的に変貌したり、最近はバレンタインデーの意味もよく分からなくなってきた感じがありますよね(笑)。
本当に告白の意味でチョコレートを渡す人にとっては愛が成就するか撃沈するかドキドキの日でもあるわけですが、そんなバレンタインデーに向けて行われていた「想い出の解体工事イベント」がなかなかシュールで面白いなーと思いまして…。
今月2月8日、13日、14日。実験型未来共創スペース「マイラボ渋谷」で行われたイベントで、別れた恋人からの贈り物や叶わなかった夢などの想い出がつまった品物が捨てられない人に、その経ちきれない未練を品物もろともぶっ壊してしまいましょう!というのがこの企画の趣旨です。
この企画を立てたのは携帯電話サービス「mineo (マイネオ)」の提供などで知られるオプテージ社。建設機械の遠隔操作を手掛けるARAV社とタッグを組んで、mineo回線を利用して「マイラボ渋谷」の操縦席からARAV社のテストフィールド(千葉県柏市内)にある”無人ショベルカー”を遠隔操作して、想い出の品を砕いたりつぶしたりしてしまおう!というわけです。
いやー、いくら未練を経ちきるためとはいえ、こんなにも強烈な方法はありませんね(笑)。
彼女から贈られた加湿器を壊してしまおうという男性の様子を観ましたが、遠隔操作が最初はなかなかうまくいかなかったりしたものの、ショベルカーが粉砕する瞬間は音も含めてそれなりの迫力!
ぐちゃぐちゃになった加湿器を観た男性は、これで彼女への想いが経ちきれる…とどこかスッキリした表情に変わっていました。
そういえば行きたいと思いながらまだ行ったことはありませんが、イライラを解消するためにお皿を好きなだけ割らせてもらえるお店もありますよね(笑)?
ドラマではよく出てきますが、気持ちがむしゃくしゃするとなぜかバッティングセンターに行ってバットを振り続けるようなものかもしれませんが…。
気持ちをスッキリさせる方法って人それぞれいろいろあると思いますが、こうやって何かの力を借りてでも前向きになれるなら、それも大事なことかもしれませんね!
私は今日は歌のレッスンで、生徒さんに”義理チョコ”渡してきました(笑)。いつもレッスンに通ってくれてありがとうの想いを込めて…。
リアルガチな愛の告白、家族への愛を込めて、はたまた義理チョコ、それとも自分自身へのご褒美…皆さん、今日はどんなバレンタインデーを過ごされるのでしょう?