ミスチルの中に残り続ける少年のままのような、純粋な気持ちに触れた感覚
先日の「SONGS」はデビュー30周年を迎えたMr.Childrenでした。
ミスチルの楽曲は大好きでずっと聴き続けてきたし、サザン同様これから先もずっとミスチルというバンドが生き残り続けていくと確信しています。
ただ、彼らがバンドを組んだいきさつのようなことは全く知らなくて、同級生繋がりバンドだったということを今回初めて知りました。
そのせいなのかなー。ミスチルはベテランなのに、どこか少年のままのようなひたむきさというか、純粋な面があると感じていて、それはバンドを結成した当初の気持ちを忘れないでいるからなのかもしれないと。
余りにも売れ過ぎて一度活動休止をした時も、どこに向かって走っているのか分からなくなってしまったからだったようで、途中小林武史氏のプロデュースを離れて4人だけで全てやっていた頃があったというのも今回知りました。そういう時期も必要だったのかもしれませんね。
コロナ禍の中やはりバンドとして色んなことを考えたりしたようで、どうしていいかまとまらなかった楽曲のプロデュースをまた小林武史氏にお願いしたという経緯があったというのも面白いエピソードでした。その楽曲は王道のミスチル・ワールドでした。やはり、ミスチルのサウンドを一番理解しているのは小林武史氏なんでしょう。
今4人で音楽をやり続けているこの感覚が非常に楽しいと言ってましたが、やっぱりバンドって楽しくなきゃ!ですよね。
桜井さんの歌って、いい意味でのヘタウマ的な要素があると思うんですが、近頃の歌声は昔よりパワーが増していて、年齢を感じさせない熱さがあって好きです。
今回出したアルバム2枚共、CDの売れないこの時代に売れているというのもミスチルが幅広い年齢層から評価されている証だと思います。
私も今回は買って聴き比べてみたいと思っています!