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10月なのに桜が開花!日本の「四季」が「二季」にがとうとう現実に…?!

連日「猛暑日」の35度超えが続いた今年の夏。暑さ対策に明け暮れた日々が思い出されます…。

……な~んて感傷にひたっている場合ではなく、自分たちの感覚がもはや完全に麻痺していますが”25度”は立派な「夏日」です!もう10月半ば過ぎたというのにこのところ「夏日」が続く東京。昨日も今日も「日中」は上着を脱いで半袖で外を歩いていました。明日も激しい”寒暖差”らしいですよ。

先日″衣替え″をしたものの、この連日の「夏日」のせいでせっかく仕舞った半袖をまた引っ張り出してみたり…。何を着ていけばいいのか毎朝クローゼットとにらめっこで悩んでいます。「朝」と「日中」と「晩」の”気温差”に身体がついていけませーん(泣)。

そこまでまだ寒くもないのに、夜になるともう”暖房”が入っている駅もあったりして…。おいおい!それはいくらなんでも早すぎじゃないですか?!

やっとこの週末からは寒くなっていくらしいので、あと数日の辛抱というところまでやっとこぎつけた感じですかね。

『羽鳥慎一モーニングショー』で今朝取り上げられていましたが、なんと上野公園では10月にもかかわらず「ソメイヨシノ」が開花したとか!長野、岡山、山口でも桜の開花が見られたそうです。「紅葉の季節」に桜とは!「地球温暖化」もここまできたか…と感じました。

専門家の先生によれば、

秋の間は通常、葉から送られる植物ホルモンによって開花が抑えられるが、今年は猛暑で早く葉が落ちてしまいホルモンが働かず、つぼみが膨らむのを抑えられなかった。

さらに暖かい日が続き、つぼみが春だと”早とちり”して一部が咲いてしまった。

樹木医 和田博幸氏

だそうです。植物に”早とちり”をさせるほどの暖かい気温。これはもはや”秋”がなくなった証拠ですよね。

これから先の日本の「四季」は、以下のような「二季」へと変わってしまうというのがとうとう現実味を帯びてきました。

春(3月~4月)
3月上旬桜の開花 春の期間 短縮

夏(5月~10月上旬)
5月セミが鳴き始め 40℃超えが通常に 猛暑で豪雨

秋 (10月中旬~11月)
11月~12月紅葉 シーズン 秋の期間 短縮

冬 (12月~2月)
暖かい日と寒い日寒暖差大 大雪になる

『羽鳥慎一モーニングショー』より

夏が”5月~10月中旬”という長さと、″40度超えが通常に″という文字が恐怖でしかありません…。今年の夏は間違いなく人生で一番汗をかいた夏でしたが、これよりさらに気温が上がったらもうどんな大量の汗をかくことになるのやら…。トホホ。

春と秋が好きだったな…。暑くも寒くもない季節。もはやその季節は「二季」のオマケにしかならないのかな…。俳句の”季語”の中だけで「四季」が生き続けることになるんですかね。なんとも、もの悲しいことです。

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