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ブレインテック・コンソーシアムのキックオフ

脳科学研究者起業家の顔を持つ友人の藤井直敬さんがブレインテック・コンソーシアム(BTC)を立ち上げました。

「脳科学とテクノロジーの融合」に興味のある広いステークホルダーを巻き込む企てです。今年一杯は任意団体として、来年、法人化を目指します。(ロゴマークも素敵♡)

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本日はキックオフイベントとして、ウェビナーが開催され、500名弱の方にご視聴頂いたようです。(上記の画像は藤井さんの紹介スライドを拝借)

13:30~13:35 藤井さんよりBTC発足について
13:35~13:40 登壇者と理事の紹介(藤井+登壇者)
13:40~14:20 基調講演(牛場潤一氏)
14:20~14:50 パネルディスカッション(全員)
14:50~15:00 質疑応答
15:00 終了

基調講演の牛場潤一先生、初めてお話を伺いましたが、BMIで脳卒中の方を治すなどの取り組みをされていて、歴史と世界の状況をご紹介頂き勉強になりました。こちらも素敵なロゴマークの研究室ウェブサイト。

会社も興しておられます。

日本でも、研究者が会社も作ることが当たり前になると良いですね……。

不肖ながら理事としてお声がけ頂いており、パネルディスカッションに登壇しました。楽天の北方さんとは本学との包括連携などで、稲見先生は東大先端研アドバイザリーボード関係で、川田さんとは、以前に藤井さんともども、本学のホームカミングデーにご登壇頂きました(後述)。ネットワーク、有り難いです。

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私の立ち位置としては、しっかり倫理のことも考えて進めて行きましょう、というあたり。例えば、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)をさまざまな「治療」のために使うのはアリとして、では「エンハンスメント」は許されるのか?……など、考えることが種々あります。

自分の研究領域に近い分野で言えば、例えば自閉スペクトラム症の方の感覚過敏・鈍麻等に関して、ブレインテックはどのように貢献できるか、などに興味が湧きます。身体的なリハビリにBMIが使えるのだとしたら、拒食症等、認知のゆがみの改善などにもアプローチできるのかもしれません。

30分ほどのパネルディスカッション、密度の濃い議論ができましたが、まだまだ話し足りませんでしたね(藤井さんからは「合宿やりたい」と……)。そもそも、このコンソーシアムの理事メンバーや事務局の方々との打合せの時点から、プロセスがスピーディーでストレスフリーなのが有り難い。オンラインで話しながら、note-takerの方がGoogle Driveにリアルタイムにメモっていって、さらにそれを見ながら話せるので、入力が何重にもあって脳が刺激される。こうやってテクノロジーのいいとこ取りをしていけば良い、ということを体験させて頂いています。

今後も活動していきますので、どうぞご贔屓に! 法人会員や一般の方のご参加をお待ちしています♬

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PS:川田さんとの出会いはこちらのイベント♬

【加筆】他の方の記事。(2021.8.16)

オフィシャル報告記事はこちら。






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