「図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方」を読んで
仙台志郎です。
本書のポイントは以下です。ご覧ください。
■メモリーミス(忘れた!)
・人はもともと「忘れる生き物」
人の脳は急速に物事を忘れていく
・ワーキングメモリ
忘れる原因は、ワーキングメモリ
「すぐに」「明確に」覚えるという特徴が落とし穴
ワーキングメモリは容量がとても小さい
注意の腕の数は限られている
ワーキングメモリは増設できない
メモリーミスを減らすためには負荷を減らす
・忘れるという前提に立つ
どうやったら忘れっぽい自分をカバーできるか
メモが最強のツール
完璧な記録を残す必要はない
外部記憶補助
・脳にやさしい「素早く、ざっくり、繰り返し」読書術
ピラミッド構造はワーキングメモリにやさしい
■アテンションミス(見落とした!)
・人は「眼」ではなく、「脳」で見ている
・しっかり見ようとすると、見えなくなる
・悩めば悩むほどミスが起こる
過去の後悔、将来への不安で浪費
書き出して頭の外に出して解消
・ミスするなという注意がミスを引き起こす
頑張って見ようとするほど、視野が狭くなる
あれこれ考えさせないように関わる
・フレームワークの活用
・基本の徹底
・とにかく書き出す
・チェックリストの活用
・すぐやることでミスが減る
・シングルタスク化すること
・「ゾーン」「フロー」状態
・やることを分解、具体化する
仕事の速い人はすぐに仕事を具体的かつ明確にする
■コミュニケーションミス(伝わっていない!聞いていない!)
・コミュニケーションはキャッチボールではない
イメージの違い
・記憶は常に勝手に思い出される
潜在記憶
・記憶に動かされる
プライミング効果
・思い出す記憶を変えるだけで人間関係が楽になる
記憶のマネジメント
・意識の矢印がコミュニケーションミスをなくす
・質問は短ければ短いほどいい
・相手に意識の矢印を向ける
軌道修正
・意識の矢印を相手に向ける究極のコツ
「自分は相手のことを知らない」と思うこと
・コミュニケーションミスをなくす方法
アウトプット、復唱すること
・言葉にならない「応え」
目線、口調、仕草、表情などを細かく観察
・短い時間で核心に入る聞き方
相手が主語の会話
・あなたはどうしたい?
ユークエスチョン
相手の懐に入るスキル
■ジャッジメントミス(判断を間違えた!)
・脳には2種類の思考回路
「速い思考」「遅い思考」
・「速い思考」がジャッジメントミスをもたらす
「遅い思考」で検証するというプロセスが必要
・潜在記憶が判断を左右する
アンカリング効果
・感情が揺さぶられるほどジャッジメントミスは起こる
ささやき戦術
・「思い出しやすい」=「よく起こっている」という誤解
利用可能性ヒューリスティック
・評価基準の違い
自分と相手の評価基準は違うかもしれない
・自分の判断が正しいと思い込みたがる脳の性質
正当化
・「だから言ったのに」の嘘
後知恵バイアス
・ジャッジメントミスの特効薬も「意識の矢印」
人に焦点を当てることが重要
評価基準自体を考え直すきっかけに
・それは「事実」?「意見」?
「事実」に基づいているのかどうか
解釈が加わっていないかどうか
・潜在記憶のワナから逃れるシンプルな方法
真逆の判断を想定
死亡前死因分析
・「嘘も百回繰り返せえば本当になる」は本当
真実性の錯覚
・ミスを犯しながら改めないのがミス
ミスをしたら恐れずに認めて修正
・ミスを恐れて新しことに挑戦しないことこそ、最大のミス