#259 リニューアルを考えるタイミングはいつがベストなのか?
みなさん、こんにちは!
ナビゲートインタビュアーの仙台りんです。
自分の選択に確信をもち、人生をセルフプロデュースするお手伝いをしています。
今回は、私が企画・MCをしているSpotifyの対談番組をリニューアルするにあたり、現在考えていることをまとめました。
季節柄、さまざまな取り組みの見直しやブラッシュアップが検討される時期。春にブラッシュアップした番組をスタートできるよう、取り組んでいきます。
どんなラジオ番組?
きっかけは1年前。
・企画運営
・ファシリテーション
この2つに自分の方向性を見い出しつつあったとき、ご縁あって、教育のスペシャリスト石田勝紀先生が、毎回出演してくださることになりました。
石田先生についてはこちら。
私がゲストを探して大まかなテーマを決めたら、当日は打ち合わせなしで石田先生と話してもらいます。
途中、私はMCとして舵取りしていく、という形で進めることにしました。
コンセプトの逆張り 「学び要素なし」
今になって白状すると、開始時は見切り発車で、コンセプトは明確に決まっていませんでした。
けれども、「あえての学び無しにしたい」という気持ちだけはあったんです。
私は、自他ともに認める学び好きな人間です。
学びにつながるもの積極的に見聞きしていましたが、今振り返ると、ちょっと疲れていた時期だったのかもしれません。
「へぇ〜、そんな世界があるんだ。知らなかったー!」で終わるものがあってもいいんじゃない?
そんな思いから、逆張りのような感覚で番組を作ることに。
とにかく私がおもしろいと感じた活動をしている人を紹介し、リスナーさんにも「へぇ〜」と非日常の時間を味わってもらうことを目的にスタートしたラジオ番組が、「子育てママのひらめき工房」です。
過去のゲストはこんな方々!
過去にゲスト出演してくれたのは、オンラインで繋がった方々ばかり。
・地域おこし協力隊として地方移住を決めたベテランナース
・自殺防止の傾聴ボランティア員
・日本語と日本の家庭料理を同時に学べる外国人むけレッスンの先生
・左利きもそのまま通える書道教室の先生
・詩吟歴25年の若手詩吟YouTuberのパパ
・第一次産業とNFTの融合に取り組むチーズ工房経営者
・20代でお坊さんとなった3児ママ(3/8現在、配信準備中)
・健康をテーマに中医学を学ぶ薬剤師(3/19収録予定)
こうして改めて眺めると、リアルな生活の半径5メートル以内ではなかなか出会えない人ばかりな気がしませんか!?
自分でも、よくこんなにお声がけできたなぁと、ちょっと驚いています。
今後も、競馬専門インタビューライター、世界を狙うハンドメイド作家、クラフトビール専門家、おもしろ絵描き歌が得意なピアニストなど、すでに出演了承いただいた方、これから打診したい方を含め、さまざまな方のお話を深掘り予定です。
ほんと、素敵な出会いに感謝。
リニューアルを考えたきっかけ
これまで1か月に1回のペースで進めてきましたが、3月の収録を最後に一度お休みし、リニューアルすることに決めました。
主な理由はこんな感じ。
①コンセプトを明確に言語化したい
②届け方を工夫したい
③自薦他薦枠も設けたい
もう少し詳しく書いていきます。
①コンセプトを明確に言語化したい
もともと、この対談は「自分が得意で好きな企画運営とファシリテーションを使って何かしたい」「学びの要素はなしで、おもしろかった!と思ってもらえればOK」と、ふわっとした感じでスタートしています。
回数を重ねるごとに、うまくいったこと、失敗だったことなど、経験が蓄積されていきました。
その中で、ゲストの方にもリスナーさんにも「話せてよかった」「聞けてよかった」と思ってもらえる設計を考えるようになり、さらには、毎回来てくださる石田先生にも、少しでも恩返しがしたいと思うように。
関わってくれるみなさんには、それぞれどうなって欲しいのか?
これを、もっと明確にすべき時期が来たと思いました。
②届け方を工夫したい
ありがたいことに、毎回配信を聴いて感想をくれる方々、さらには毎回zoomでの公開収録にリアルタイム参加までしてくれる方々がいらっしゃいます。
数としては決して多くありませんが、「これ、本当に無料で聞いていいんですか?いつもありがとうございます」との声もいただき、自信もついてきました。
しかし、アナリティクスを見ると、最近の再生回数は横ばいに。
「1人でも良いと思ってくれる方がいるのなら、もっと知ってもらえるよう工夫したい!」と、次なる目標がムクムクとわいてきました。
③自薦他薦枠も設けたい
これまで、ゲスト選びにこれといった基準はなく、とにかく私が気になった方にお声がけしていたのですが…
①のコンセプトの件とも関わりますが、「どんな人に話して欲しいのか?」をもっとクリアにし、今後は紹介を通じてさらに出会いを広げることにも挑戦したいです。
その際、目安となるのは、「自分の活動をどの程度まで言語化できているか」なのかなぁと。
「私のやってること、本当におもしろいと思うの!だからもっとみんなに知ってもらいたい!」
「あの人の挑戦、おもしろいし応援したいからぜひ取り上げてよ!」
こんなふうに声をかけてもらえることを目指して、番組を大きくしていきたいです。
結局、リニューアルを考えるタイミングはいつなのか
私が考えるリニューアルのタイミングは、「新しく始めたことに慣れ、より早く、より簡単にできるようになり、時間と心に余白が生まれたとき」です。
この対談番組も、最初は、アポ取りの文章を書くのにも、当日の進行を考えるのにも、ひとつひとつ本当に時間がかかりました。
でも、徐々に経験とノウハウが蓄積し、効率良くできるようになると、少し時間にゆとりができます。そうすると、「もっと良くするにはどうしよう?」とか「さらにできることはないか?」など考える余裕が生まれると実感しました。
ありきたりですが、最初から完璧を目指したり、質にこだわりすぎたりすることなく、フットワーク軽く始めて高速でPDCAを回すことが大切ですね。
ゆくゆくはマネタイズも視野に
対談番組スタート時から考えていたことですが、何かしらのマネタイズにつなげることも、実は目標のひとつです。
石田先生と、どこをキャッシュポイントにするかを話したことがあり、いくつかの具体的な方法も考えています。
けれども、これはもう少し先になりそうなので、今は目の前のリニューアルを全力で取り組む予定です。
過去のゲストのみなさんへのアンケートをお願いし、意見を役立てていこうと思っています。
ちなみに、今回は「リニューアル」という言葉を使いましたが、
・ブラッシュアップ
・パワーアップ
これらの違いは?
私の場合はどの言葉が適切?
と、ちょっとした疑問も持っています。
この辺りの見解も踏まえて、続きはまた今度書きます!