#188 男の子はなぜ戦いごっこが好きなのか?
こんにちは。3児の母さん、仙台凛です。
年長、年少、2才の子育て真っ最中。
先日、本の整理をしていた時のこと。
買っただけで満足していた「男の子あるある」「女の子あるある」といった内容の本がいくつか出てきました。
その中に、興味深い調査結果があったのでご紹介です。
ぜひ、ママ友との雑談ネタにいかがでしょうか。
ネズミに男性ホルモンを注射した実験
ネズミに男性ホルモンを注射すると、攻撃性が高まり、周りのネズミや飼育者を傷付ける行動に走るという結果が出たそうです。
このことから、男性ホルモンは、「自己中心的、挑発的、行き過ぎると反社会的行動にもつながる可能性がある」と考えられるようになりました。
確かに、男性ホルモンという言葉からは、強くあれ、生き残れ、種を残せ、というイメージが湧きますよね。
ヒトに男性ホルモンを投与すると?
次に。
ヒトにこっそり男性ホルモンを投与し、公平性を調べるゲームをしたところ、公平性が高まったという結果が出たそうです。
その一方で、不公平なことに対しては攻撃性が増すという結果も出たとか。
ここには男性が持つ「正義感」があるのではないか、という考察でした。
で、男の子は何と戦っているの?
結局のところ、男の子は単に乱暴だというわけではなさそうです。
目に見えない正義や不公平なものを成敗すべく、本能的に戦っているのかもしれません。
昔、悪者役で一日に何度も死んだふりをするのが本当に疲れる。。。と嘆いていた友達がいました。笑
戦いごっこ好きなお子さんをお持ちの方は、「正義と平和のために戦ってくれてありがとう」くらいの気持ちで見守ってあげると良いのかもしれませんね。
ちなみに、事前に「これから男性ホルモンを投与します」と宣言してヒトに投与すると、攻撃性が高まるという結果も出ているそうです。
「男とは!」という思い込みが影響する可能性も十分にありそうですね。
そうは言ってもやはり個性
男の子は、戦いごっこ系と、乗り物系に分かれる気がします。我が子は、電車の本でひらがな・カタカナを覚えました。
「男の子は乱暴」「男の子は落ち着きがなくうるさい」など、親の思い込みは、知らず知らずのうちに子どもに刷り込みしてしまっているかも。
その子自身をしっかり見てあげることを心がけたいですね。