テーブルトーク 自分らしい声のあげ方って?~様々なアクションの方法を考えてみよう【イベントレポ】
今日よりも明日を良くするために自分ができることは?日頃のモヤモヤを社会に届けるには?ゲストとともに様々な具体的な方法について考えました。
ゲストはshe-sow(シーソー)の西川千花子さん。今年3月、「小さくても、たどたどしくても、自分らしく声をあげる方法を考えてみたzine」を発行しました。
日頃のモヤモヤ
世間の不条理にモヤモヤするけど声のあげ方がわからない
自分で様々な情報を得ても、誰かと共有するところまでいかない
今はSNSのほかにも様々な発言ツールが出てきているが、使いこなせない
自分の思っていることが相手にうまく伝わらない
仙台に来て、関西にいるときには感じなかった「男を立てる文化」にモヤモヤしている
声をあげたいけど…
ネット上だと、何かを発言した時に意図していない人にまで届いてしまうのが怖い
世界に向けて発信したいわけじゃない。「仙台だけのツイッター」のように限定されたコミュニティにだけ発信されるツールがあるといい
東京だと色々な地域の人が集まっていて、いろんな人が活発に活動している印象がある
上に立つ女性の割合が少なすぎると思う。女性が発言すると悪目立ちしてしまうような気がする
声をあげてみた
フェミニズムグッズを身に着けていたら、共通の話題を話せる仲間に出会えた
初めてのデモでは、仕事帰りの人や子連れの人などいろんな人がいて抵抗感なく参加できた
にじいろパレードに参加した。声をあげることってワクワクするし、大切なことだと思った
インスタグラムは他のSNSと比べて仲間やコミュニティをつくりやすいし、より安心して発信できると感じる
西川さんが発行したZINE『エンパワメントを身にまとう』には、ピンバッジやTシャツ、スカーフなど様々なフェミニズム関連グッズが紹介されていて、身にまとうことで「自分が力をもらえる」「誰かにポジティブなメッセージを届けられる」「社会問題を可視化できる」といいます。
エル・パーク仙台の市民活動スペースでは、西川さんのコレクションするグッズを7月まで展示しています。ぜひお立ち寄りください。
自分をエンパワメントしながら発信する
「何かを発信する時に自分の心を守ることも大切」と西川さん。
「『無理なくできる自分らしい声のあげ方』をそれぞれに実践していけたら、未来は今と少し違う見え方になるのではないかと思います。」
あなたなら、どんな風に声をあげますか?
エル・ソーラ仙台には参考になる図書もたくさんあります。ぜひご活用ください。
#みんなで考える #ジェンダー不平等 #世界は私たちが変えられる #フラワーデモ #政策提言 #パブリックコメント #声をあげる