【気づき】Vol.0925(2011年1月22日発行のブログより)
サラダ1キログラム。
最近、「モンブランやカフェばっかで体、大丈夫なんですか?」
といった声をいただくようになった。
みなさんの愛情に感謝したい。
僕は毎日1キログラムの野菜を⾷べている。
これが、1回分のサラダだ。
これだけで500グラム以上あるから、
ベジタリアン以上にベジタブルを摂取しているといっていいだろう。
たぶん4人家族の夕食でも、こんなに⾷べられないと思う。
結構、サラダにはこだわっていて、
最近はポテトサラダやごぼうサラダを上に乗せるようになった。
これだけで結構お腹が膨れてしまう。
おまけに、見かけよりも⾁を⾷べないから、
(といってもお世辞にも草⾷系とは呼べないが・・・)
栄養のバランスはいいと思っている。
何よりも年がら年中体調がいつも絶好調なのがその証拠だ。
健康にいいから野菜を食べるのではなくて、
純粋に野菜が好きだから⾷べている。
ただ、それだけの話だ。
これは、人生の愉しみ方と同じだと思う。
本を出すのが好きだから本を出すのではない。
文章を書くことが好きだから、結果として本を出すのだ。
「・・・しなければならない」と言われた途端、
急にやる気がどこかへ飛んでいってしまう。
食べ物の好き嫌いは、⼈の好き嫌いと同じだという。
確かに味にうるさいヤツは、他⼈の品評会が好きなヤツが多い。
味がわかるのと味にうるさいのとは違う。
味がわかっていても、好き嫌いしない人はしない。
味にうるさいヤツは、自分のことを偉いと勘違いして好き嫌いが激しい。
つまり、人の好き嫌いも激しい。
他人の好き嫌いが激しいということは、
つまり、自分の評価も強烈に好き嫌いが分かれるタイプだということだ。
僕は20代のうちにすべての食べ物の好き嫌いをなくすことに成功した。
羊の脳みそもゴキブリのから揚げも平気で食べることができる。
実際に食べたことがある。
味がわかった上で、マズイものでも食べることができるというのは、
間違いなく才能である。
いざとなったときに、サバイバルできるか否かは⼆つある。
⼀つは何でも⾷べることができること。
もう⼀つは、どこでも眠ることができること。
この⼆つができない順に息絶えていくだけの話だ。
いたってシンプル。
追伸.
焼き肉屋さんでは最低でも4人分の特盛サラダを頼みます。
それを先に食べてから焼⾁を食べるのです。
...千田琢哉(2011年1月22日発行の次代創造館ブログより)
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