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【気づき】Vol.1194(2011年10月9日発行のブログより)
コーヒーの表紙。
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このコーヒーの表紙の本はご存知のように、
8月中旬にPHP研究所から出た本だ。
『「その他大勢のダメ社員」にならないために20代で知っておきたい100の⾔葉』だね。
もともとは、
『企画力』
をテーマにして書き上げたものだ。
いろんな人から、
「どうしてコーヒーなんですか?」ってよく質問を受ける。
僕はデザインに全く関わっていないからわからない(笑)
だけど、あまりにも多くの人たちから同じ質問を受けるから、
僕なりに考えてみた。
あくまでも想像だよ。
担当編集者が初めて僕の書斎を訪れた際、
目の前に広がるカーテンなしの巨大ウインドウからの景色を観て、
機関銃のように質問が飛んできた。
ここで毎日天国のような生活をしているという話題になって、
カフェ巡りを兼ねた散歩が日課になっている話をした。
その時の編集者の顔がなんとも幸せそうな顔で印象的だった。
ちょっと興奮してたんじゃないかな、と思う。
ここまで豪快に自慢することができるのは、
僕と北原照久さんくらいじゃないかって冗談言い合いながら。
全然打ち合わせにもなっていなかったんだけど(笑)
でも、その日中に⽬次全部を完成させてメールしたから不思議だよね。
僕よりいくつか年上の編集者が、
何かずっと忘れていたことを思い出したような・・・
僕にはそう思えたんだよね。
そして、その表情やシーンがやけに頭に焼き付いている。
だから、カフェのコーヒーの表紙というのが繋がるんだよね。
このように、編集者と著者にしかわからないことがある。
というより、この話は編集者に直接聴いたわけではないから、
あくまでも僕の空想に過ぎないんだけどそれでもいい。
あらゆる意味で異色の本だけど、
中身は企画についてのメッセージ100連発。
コーヒーの本ではありません(笑)
実際の読者から届くメールの評判はすこぶるいい。
「なぜ、企画が通らないのかサラリーマン25年目にして
気づかされました!」
っていう人生の大先輩には思わず手紙返したもの。
追伸.
書斎にあるブルーマウンテンの豆がそろそろなくなる。
次は何にしようかなぁ。
...千田琢哉(2011年10月9日発行の次代創造館ブログより)
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