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【エンジニアMgrインタビュー】組織の成長のために入社4ヶ月でしてきたこと ~師と白いキャンバスとともに~

Introduction
ベンチャー企業への中途入社は、概して「即戦力」としての働きが求められる。
しかし、入社前の期待と入社後の現実に5割以上の人が「ギャップ」を感じているという調査もあり、「思うように力が発揮できない」と嘆く人もいるのも事実である。
そこで今回は、入社後すぐの「リアル」をお伝えし、その「ギャップ」を少しでも防ぐため、まだ入社後4ヶ月のマネージャー大瀧へのインタビューをお届けする。

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Profile:大瀧 純平
2020/11/16入社。2つの開発グループのマネージャー。
下町浅草生まれ。お祭り好きで、いろんな世代の人と関わるのが好き。
多数の開発手法を学ぶため新卒でSIerに入社。自分で事業を育てるエンド側を見るため、事業会社に転職。3社目にてCTOを経験。4社目を経て、千に転職。

「師」の元で組織の成長を担いたい

大瀧さんは、どのような軸で転職活動をしていたんですか?
 まず、マネジメントがしたいと思って転職活動をしていました。CTOをやってましたが我流だったので、「師」となる人がいる環境でマネージャーをしたいと思っていました。なので、「会社探し」であり、「師探し」でもありました。

ということは、大瀧さんは将吾さん(※VPoE橋本将吾)を自分の「師」にしたいと思ったわけですね。

 はい。オファーいただいた他の企業よりも、将吾さんの元で働くことが断トツで学べる量が多いと思いました。将吾さんは入社前からオープンに、カジュアルに多くの課題を話してくれました。将吾さんの元でなら、課題も多ければ多いほど自分の経験値になると思いました。

千の開発組織は「白いキャンバス」

入社してみて、ギャップはありましたか?
 一番大事な「方向性」のギャップは無いですね。ただ、思ったよりも「若い」なと。千のプロダクトは、リリースから日が浅く若いものから、かなり成熟しているものまであります。でも、開発組織はプロダクト関係なく「若い」です。

「若い」というのは、良い意味なんですか?悪い意味なんですか?
 ほとんど良い意味で言っています。「若さ」とは、「これからいろんな色を塗れる白いキャンバス」のような意味です。色というのは、開発におけるスタイルや価値観だと思ってください。
入社して感じたのは、千は「みんなが同じ色」の組織でもなく、「まばらな色」の組織でもなく、「色が無い」組織であるということです。もっと正確に言うと「色が多少あったとしても、真っ白に戻すことができる」という素直さを持った組織です。
変なこだわりが無く、すぐに新しい考えを吸収してくれるので、一からチームづくりをするには良い「若さ」です。その分、自分の型、ベースとなるものがまだまだ足りていない部分があります。だから、まずはそこをつくっていくことから始めました。

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下地をつくる時期から飛躍の時期へ

入社してから取り組んできたことをもう少し教えてください。
 最初は「仕事の進め方」から見直していきました。設計をする上で、どこまでどの順番で誰と話を進めて、もし障害が起きたらどういう手順で誰とどうする、といった基本的なことです。
次に、「降ってきた仕事を順々にこなす」ではなく「自分で計画をつくる」ということの習慣をつけるということです。今の課題は何で優先順位は何か、その上で何をするのか、ということです。
ここまでが入社してから1ヶ月半くらいの話で、今は未来予測の能力をもっと高めるということに取り組んでいます。見積もり力と言いますか。結局スプリントで運用するときに、この1週間で自分がどこまでできるのかをできるだけ正確に見積もれないと、チームとしてのものづくりが機能しないので、ここをみんなに鍛えてもらっています。

次に取り組みたいことはどんなことですか?
 「ユーザ意識」です。ここが肝です。「この機能は、誰が、どんなふうに、なぜ嬉しいのか」というところを意識して開発することで、本質的な問題解決に迫ることができる組織にしたいです。「開発工数と顧客満足を考えると、こっちの実装が優先で、さらにはこういう仕様を提案した方がいいんじゃないですか?」くらいのことをみんなが意識して言えるような組織にしたいです。

「推進力」が組織の「彩り」をもたらす

仕事をしていてどういうときにやりがいを感じますか?
 はい、やっぱりチームで成果が出せるというのが何より嬉しいですね。チームだと、うまくいかないことがあっても、「次こうしようぜ」ってみんなで士気高められますし。素直なタイプが多く、改善には意欲的なので、一緒にやっていてやりがいがありますね。

これからどんな人にジョインしてほしいですか?
 「推進力」がある人です。「白いキャンバス」状態においては、同時に「色を塗る怖さ」があります。本当にこの色でいいのかな?って。だから、「こうやってみよう!」とみんなを巻き込んでくれる人が今求められていると思います。
まっすぐな人が多くて、「やる!」と決めたらみんなやります。「やる!」と決めるために、1on1などで「何がやりたい」、「こうあるべき」、「現状は?課題は?」、「じゃあどうする?」を一緒に考えられる人がもっといてほしいですね。
一人推進力の高い人が加わるだけで、組織に成長はまた一気に加速します。ぜひぜひ、まずはカジュアル面談などからでも、話を聞いてほしいです。

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