見出し画像

ブラの採寸をしに行ったら世界が広がった話

先日、人生初のブラの採寸をしてもらってきた。
コロナ禍で在宅勤務に切り替わり、ストレスフリーなノンワイヤーブラやブラキャミに手が伸びがちな数年を過ごしてきたが、30歳という節目を意識し、自分の体に合うものへの探求欲から勇気を出してみることにした。
今回お世話になったのはBRADELIS New Yorkさん。

集める・寄せる・整えるという3段階のステップで
バストを育てるブラデリスニューヨーク。
脇や背中に流れたお肉を本来の位置に戻して定着させ、
ヌードの時も自信が持てる理想のバストへ導きます。

BRADELIS New York

コンセプトの「バストを育てる」という考え方が素敵だなって思って予約。
そもそもブラのお店に事前に予約していくことなんて今までにしたことがなく、この時点ですでに面食らった。

当日は専属のフィッターさんが和やかに迎え入れてくださった。店内では20代~60代くらいの幅広い女性が楽しそうに商品を眺めていた。
入店まではちょっと恥ずかしかったけれど案内してくださったフィッターさんはとても慣れていらっしゃるようで、スムーズに事が進んだ。

試着室に入るとまずは、採寸。恥ずかしさを隠すために全力の無表情を作った。言われるがままに深呼吸したり、万歳したりした。さすがプロ。すべての動きが素早かった。
一連の数字が計測されると、フィッターさんは店のストックからTotal で6枚ものブラを試着室まで運んできてくださって1つ1つ試着させてもらった。

プロの手によって採寸され、フィッティングさせてもらってわかったことが3つある。

1つは、自分が今まで買ってきていたサイズと実際のサイズに大きなズレがあったこと。2つ目は正しいつけ方ができていなかったこと。そして最後にカップの形やワイヤーの形によってブラのサイズが前後すること。ブラの世界って想像以上に奥が深くて、気が付けば1.5時間ほど、ブラのフィッティングをしていた。(驚)

お気に入りが見つかったので購入しようとしたら、さらに驚きが。なんと引き渡しの前にお店のミシンで長さの微調整をしてくださったのだ。まさに、セミ・オーダーメイド。下着だから消耗品だけれど、このサービスに思わず購入するブラのことを「ブラジャー様」って崇めたくなった(笑)
そして、自分の体も大切に扱いたいなって改めて思った。

定期的なボディチェック(採寸)で胸がどう変化していくのかも確認してくださるようで、あまりの素晴らしいサービスにまた足を運んでみたいと思った。決して安い買い物ではないので、購入のタイミングは選ぶが、自己肯定感を上げたい日とか、仕事で頑張りたい日とか、ちょっと優雅な気持ちで過ごしたい時の1枚として、持っておくのはとても良い投資なきがした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?