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私と私の親兄弟が妻に作ってしまったカルマはそんな簡単には返せないほどに重い

まだお互いに若かった。
妻はよく耐えてくれていた。
私は妻の気持ちなど1ミリも理解しようとせず「嫁」になった妻を親兄弟と一緒になって罵っていた。
その代償として親兄弟と家業を捨てて夜逃げ同然で妻と赤子を連れて実家を離れた。
東京に住んでその後妻には自由奔放にしてもらったが26年が経った今でも妻の心の傷は癒えていない。

何かにつけてその当時の私と私の親族の言動を事細かに攻めてくる。
何度も謝罪したからそれで終わったと考えるのは間違いである。
例えて言うなら隣国の方々が何度も正式に謝罪してもずっと責め続けてくるのととても似ている。
それ程までに相手を傷つけてしまった事を自覚せねばなりません。
相手を許す事は大事ですが、許して貰えないほどに傷つけた事実を背負って生きろ。と言われている気がします。
生きることは傷つけ合う事。
理屈では分かってはいますが毎日のように責められ続けるのは本当に辛い事です。
酔ってる時にはこちらも我慢できなくて更に傷つける言葉を発してしまいどんどん深みにハマる始末です。

魂は深く傷つけ合ってこそ輝く。とは分かっていても未熟な私にはこの修行を最後まで耐え抜く自信は有りません。

人を心から許すって本当に本当に難しい。

私自身、私を未だに攻める妻をなかなか許せません。

私達が歳を重ねた時に心から人を許せる人間になれますように。

その時が来るまで深く深く魂に傷をつけ合う運命なのかもしれません。

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