優しい人。って昔から言われ続けてきた
そんな訳有るかい!幼い時は自分の身を守る為に人に優しくしてきたんだ!
でも、成長と共に優しいだけじゃ男は生き抜いていけないと様々な場面で日々実感する事になる。
欲しい物も好きな人もこのままじゃ手に入れられない。
弱さゆえの優しさ、それではダメなんだ!
男には強さを兼ね備えた優しさ、全てを包み込むような大きな愛を兼ね備えた存在になりたい。
弱き青年はそう考えた。
しかしその弱き青年は自分の欲望ばかりが先行し、ますます小さな欲の塊へと向かっていく。
当然の事ながらその欲の塊の小さな存在はあっけなく壁にぶち当たり、挫折するのだった。
多くの欲の壁にぶち当たりながらもなんとか家族を持ち子供を愛した。
次第に自分の事よりも家族を優先する生活。自発的では無いかもしれないが家族の為にいつの間にか利他の精神を学ぶ男。気が付いたら大嫌いだった本をいろいろと読み漁っていたのは30代後半から40代前半のことだった。
この時間は私の人生の中で最大のインプットの時間となったのかもしれない。
多くの本を読み、自分なりの解釈で取捨選択を繰り返し私の骨格を作り上げる時間だったと思う。ようやく大人への変化を経験する。
インプット無くしてアウトプットは出来ない。
すぐに枯れるインプットでは意味が無い。
話が逸れたがこの時期に大量に読んだ本のお陰で自分自身の確固たる生きる姿勢と言うか信念は固まったと思います。
難しい事だけど本当の意味で優しい男になりたい。
そして神崎桃子先生の著書と出逢い、相手への思いやりの心がどれだけ大切なのかを今更ながら実感する事となりました。
簡単に「愛」を叫んでもなかなか人には伝わりませんが、相手のことを考えた末の心を込めた「ひと言」が時に人の考え方までを変えるエネルギーを持っている。
神崎桃子先生がTwitter(エックス)で何度も繰り返し仰っている言葉がようやく身に染みてきたようです。
今までたくさん本を読んだのは無駄ではなかった。
ようやく本当に私の心に沁みる先生に出逢えたのだから。
読みやすく楽しい文章だが、桃子先生のその言葉には軽薄さを全く感じない。
全ては読者の為に。
惜しみなく自分の中にあるものを伝えてくれている。
そんなふうに私は感じました。
強くて熱くて優しい人を目指す弱き男の旅はまだまだ続く。
乱筆で大変失礼ですが思いの丈を存分に書く事が出来るこのnoteの空間はとても有意義だと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。