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君の右頬を不器用な小指でつつく

夕立が去って雲間から陽光が戻ってきた。

とは言っても、もう少しで夜になるけど。

さっきまでの雨の音が、今度は元気な鳥の声に変わった。

なんだか、朝みたいだなって思った。

そんなことを考えていたのは終業間際だった。僕は仕事の区切りに合わせるように、残った珈琲を飲み干した。

ここんところ、なんだか創作についてモヤモヤするような感覚があって。

また小説書こうかなとか・・・・・・。さすがにもうやらないかと思ってたのに過ってしまったりして。

でも書くとしたらなんだろうなぁって考えながら過ごすこと早一ヶ月。

んー、なんも始まってないね笑

始まってない感じに勝手にモヤモヤしたり、でも切り替えられるようになった今の自分はそんなに気負わなくなったり、そんな日々。

なんとなく一日が始まって、なんとなく一日が終わる。

それでも楽しいね。

みんなが思う色んな当たり前が僕には欠けてることが多くて。

でも本当にその時大切だと思ったことだから、

これからも、当たり前を何回もここに残しておくね。

なんとなく過ぎる日々も、楽しいね。

季節の海でゆらゆらと浮かんで、空を見ていよう。

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