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Pale Waves新譜レビュー『Smitten』

9月27日にリリースされたPale wavesの最新アルバム「Smitten」をレコードで購入したので、今回はこのアルバムについて語っていきたいと思います。


インディストア限定生産盤のブルーマーブルカラーでした。
めちゃくちゃおしゃれ。

基本情報

イングランド・マンチェスター出身のインディバンド。
以下メンバー構成
Gt/Vo ヘザー・バロン・グレイシー
Dr キアラ・ドラン
Gt ヒューゴ・シルバニ
Ba チャーリー・ウッド

デスコグラフィーはSmittenを含めてアルバム4枚。
大きな影響を受けているアーティストとして、The Cure・Prince・Madonnaなどを挙げている。

同じレーベルthe 1975のマシューがセカンドアルバムの共同プロデューサーだったり、マシューから誕生日にヴォックス・ファントム(ギター)をもらったりと、つながりも深いみたいだ。

ファーストアルバムを彷彿とさせる、原点回帰なキラキラサウンド

一曲目を聴いた時、ファーストアルバムのサウンドに立ち返った雰囲気を感じた。

セカンドやサードアルバムはコロナもあってどちらかと言うと、ポップパンクの要素であったり、ディストーションの効いたダークな雰囲気をまとっていたのに対して、今回は夢の中に後ろ髪を引かれるような、キラキラしたインディポップの様相を呈している。

ただ戻ってきただけじゃなく、大きめのキャパでライブをすることをすでに想定しているような、一回り体が大きくなったサウンドで帰ってきた。

自分はどっちの雰囲気も好きなので、正直捨て曲みたいなものが全くないが、この辺は人によって好みが分かれそうな気がする。

3枚目のonly problemなんか、sam41とかsimple planみたいな雰囲気もして好きでしたけどね。

楽曲のなかに、LGBTQ的なメッセージが含まれてるけど、僕のスタンスとしてはいったん受け入れるけど共感はしないって感じで、これも人によって聴き方が分かれそうで面白い。


お気に入り曲


①glasgow

一曲目から「ただいま!」と宣言しているような曲で、ファーストアルバムを聴いていた時の興奮を思い出して期待感が膨らんだ。
Pale wavesの強みはやっぱりここでしょ〜。
360°に空間が広がっていくようなキラキラサウンドにキャッチーなリフ。
思わず「おかえり!」と言いたくなってしまう。

②Perfume

この曲をライブで聴きたい。
足が浮いてくるような浮遊感を得られるのは間違いないと思う。

なんだかレトロな雰囲気もあって、ノスタルジックなコンセプトもこのバンドのサウンドと相性が良いですね〜
ヘビロテ確定!

③seeing stars


このアルバム全体を通していえるけど、特にこの曲はドライブ中に流したくなるような一曲。
「seeing stars」なんて、夜中の首都高とか最高じゃないですか。
よそ見して自分も星にならなきゃいいですけどね。

終わりに

12月10日、豊洲PITで来日公演があるみたいです。
チケットもすでに発売中。
気になる人はライブに足を運んでみてはいかがでしょうか。

それでは〜








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