【対談】日本語でおKじゃない?カタカナ語について語りあってみた!【解説あり】⑤-コイケ編-
この企画は一体なんだ?という人はコチラを読んでね!
五番手はコイケ 編でございます。
進行:コイケ
参加者:オハナ・ジョーカ・フジタ・ヌマ
ヌマのターン「アドミッションポリシー」「キャンセルポリシー」
コイケ:まずはヌマさんからジャブ打ってください。
ヌマ:これは言い換え利かないかもしれないですけど「アドミッションポリシー」「キャンセルポリシー」はあまり好きじゃないです。
オハナ:アドミッションポリシーって何ですか?
フジタ:合意でしょ?
ヌマ:ポリシーが「方針」という意味なのでアドミッションポリシーは「受け入れ方針」になります。大学とかで使われるこういう人間がここにはいますみたいな。キャンセルポリシーはキャンセルのルールというか。旅行会社であれば3日前キャンセルで旅行代金50%、当日100%とかのやつです。
オハナ:あーそうですね!学校要覧とか作っててアドミッションポリシーあるわ。
ヌマ:なんかいまいちよくわからなくて・・・。あんま好きじゃないですね。ポリシーポリシーだけだと別方面の使い方になるのでわかりづらいなと高校生の時から思っていました。
フジタ:仕事柄よく見るよね。
オハナ:大学の仕事している人はそうですね。
ヌマ:しっくりこないんですよね・・・。
納得いかない様子のヌマと笑顔のジョーカ
アドミッションポリシー
アドミッション・ポリシーは、入学者の受け入れ方針をまとめたものです。自学の特色や教育理念を反映した上で「どのような学生を求めているか」という受け入れの方向性が、アドミッション・ポリシーには明確に記載されています。
引用:アドミッション・ポリシーの意味を具体例で理解|THE世界大学ランキング 日本版
キャンセルポリシー
キャンセルポリシーとは、スペース掲載会社が定めたキャンセル時に発生するキャンセル料金や注意事項です。 スペースによってキャンセルポリシーの内容は異なります。 各スペース詳細画面下部の「キャンセルポリシー」をご予約前に必ず確認してください。
引用:キャンセルポリシーとは何? – スペイシーヘルプセンター
フジタのターン「スキーム」
コイケ:じゃあ次はフジタさん。
フジタ:どうしようかな~。2つで迷うけど。じゃあオハナさんがわからないやつにするわ。
オハナ:なんですか?
フジタ:「スキーム」
オハナ:わかんない!でも聞いたことある。スキーム分からないけどマジでわかる。
フジタ:ジョーカーさん全敗か?
ジョーカ:(苦笑)
オハナ:どういうときに使います?
フジタ:そのスキームもう一度確認したほうが良いんじゃないの?
オハナ:施策?
フジタ:おしい!「計画」です。計画、企画、体系、枠組み。
オハナ:へー。じゃあ今ウチらがセナポンでやっている事みたいなこと?
フジタ:そうです。英語では「陰謀」という意味もあるみたいです。
オハナ:へーなんか物騒ですね。
「スキーム」は本当に意味わからなかった・・・
スキーム(scheme)
「枠組みを伴った計画」や「計画を伴う枠組み」のことです。
スキーム(scheme)とは「枠組みを伴った計画」や「計画を伴う枠組み」のことです。例えば企業の事業計画は、事業の枠組みを表す計画であることから、事業スキームとも呼ばれます。このような計画や枠組みは「組織立って」「継続的に」実行されることが期待されており、この点が、単純に計画を表すプラン(plan)や、単純に枠組みを表すフレームワーク(framework)と異なるところです。
引用:第17回 スキーム | 10分でわかるカタカナ語(三省堂編修所) | 三省堂 ことばのコラム
オハナのターン「アンニュイ」
コイケ:じゃあ次はオハナさん。
オハナ:私はこれ聞いたことあるけどみんな何となく理解しているのかなって言葉。「アンニュイ」。どうですか?
ジョーカ:アンニュイな雰囲気とか言いますよね。
ヌマ:退廃的とかって意味ですか?
オハナ:うーん何だろうなんか目を細めて・・・。
フジタ:ジョーカさんアンニュイな表情してみて。
一同:(笑) ※司会のコイケが写真にジョーカさんのアンニュイな表情を収めていません。大変失礼しました。
フジタ:今の表情は面白い(笑)
オハナ:アンニュイな表情全体難しい!ヌマさんアンニュイな表情お願いします。
ヌマさんの全力なアンニュイな表情
一同:(笑)
オハナ:絶対違う!(笑)
オハナ:確かにアンニュイな表情難しいかも。
ヌマ:え、日本語はあるんですか?
オハナ:待って、調べてない。
コイケ:もうアンニュイな表情の画像出してほしい。
ジョーカ:うちの犬の表情アンニュイな表情ですよ。
ジョーカーさんの実家のイッヌのアンニュイな表情
フジタ:これはアンニュイ(笑)
オハナ:アンニュイは日本語で「退屈」「倦怠」。よくある美容室とかでなんかサロンモデルの人たちとかがちょっと目を細めて口開いて写真撮ってるのなんかはアンニュイな表情っていうんじゃないですか?
フジタ:アンニュイって何かの略だ?フランス語っぽくない?
オハナ:え、違うと思う。でもフランス語ってアンニュイですよね。
フジタ:え?どういう事?何言ってんの?フランス語ってアンニュイってどういう事?(笑)
オハナ:何とかセボーンみたいな。アワワワワーみたいな。
ジョーカ:ちょっとわかる(笑)
フジタ:でもアンニュイって言うね。
オハナ:なんか綾野剛的な。
フジタ:(苦笑)
ヌマ:椎名林檎とかは?
オハナ:あー・・・椎名林檎はちょっと違うかも。誰だろ、アンニュイな人って。
フジタ:アンニュイって悪いイメージじゃなくて・・・オシャレな退屈ってこと?。
オハナ:プライベートの高橋一生みたいな。
一同:(笑)
オハナ:ちょっとダルーっとした服着てるみたいな。
フジタ:答え気になるから後で調べといてね。
アンニュイ:ennui
アンニュイとは、アンニュイの定義
アンニュイ(仏:ennui)とは、退屈さ・物憂さ・気だるさ等がない交ぜになった気分、あるいは、そのような(つまらなさそうな、物憂げな、愁いを含んだような)雰囲気のある様子のことである。「アンニュイ」はフランス語に由来する言葉である。
引用:アンニュイの意味や定義 Weblio辞書
※有名人だと「小松菜奈」「斎藤工」などがアンニュイな人物像に該当するそうです
ジョーカのターン「ジャンクション」「インターチェンジ」
コイケ:最後大取はジョーカさん。
カタカナ語にめっぽう弱いジョーカ
ジョーカ:ちょっと違うかもしれないんですけど、最近高速に乗るようになってなんじゃそりゃ?って思うのが「ジャンクション」。ナビにJCTって出てですね、初めて高速道路に乗るときに母親に「ジャンクション気を付けてね!」って言われて。なんじゃそりゃって。
フジタ:ジャンクションって分かれ道じゃないの?
ジョーカ:そう!分かれ道だったんですけど、なんでそんなかっこつけた名前つけてるの?って。
フジタ:郡山分かれ道(笑)
オハナ:高速だし車運転している時は日本語で書いてあって方が絶対良いよね。
ジョーカ:そう。何とかジャンクションですってナビに言われても・・・。
オハナ:戸惑って事故起こしたら・・・。
フジタ:なんて言ってもらいたいの?
ジョーカ:・・・分かれ道とか(笑)
フジタ:福井の分かれ道ですって?(笑)高速乗ってて福井の分かれ道ですって(笑)
コイケ:じゃあ「インターチェンジ」って何ですかね?
ヌマ:そもそもインターってなんすかね?
フジタ:インターチェンジはICだよ。インナーとアウターをチェンジするところだよ。
コイケ:もしかしてINとOUTの掛け合わせでインターなのかな?和製英語かも。
ジョーカ:えー絶対違うし。
オハナ:これはコイケさん後で調べてください。
インターチェンジ(IC)
インターチェンジ(IC)とは一般道路と高速道路をつなぐ出入口で、料金所が併設されていることが多い場所
ジャンクション(JCT)
ジャンクション(JCT)とは複数の高速道路をつなぐ場所
引用:インターチェンジ(IC)の意味。ジャンクションとの違い|チューリッヒ
junction
接合、連接、連絡、接合点、交差点、(川・道路の)合流点、ジャンクション、連絡駅、乗り換え駅、連結
引用:junctionの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
interchange
互いにやり取りする、交換する、取り交わす、(…を)(…と)交替させる、交互にする、置き換える、入れ替える
引用:英語「interchange」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
※インターチェンジは和製英語でもなんでもなかったです笑。テキトーなこと言ってすみませんでした。
まとめ
「日本語でおKじゃない?カタカナ語について語りあってみた!」というお題の元、セナポンメンバーで対談した内容を5回に分けてお届けしてきました。聞いたことあるけど意味は分からないカタカナ語も、初めて聞いたカタカナ語も、知ってたけど解釈が違ったまま使っていたカタカナ語もあったのではないでしょうか?本当に日本語でいいと思っちゃいますよね。でも、そう思っていても実は無意識にカタカナ語って使っているんです。実際にこの対談の後もメンバーで会議している際に「それカタカナ語ですよ」って指摘しあってる場面も多々ありました笑。カタカナ語を使ってはいけないような雰囲気に・・・笑。
私たちの日常で思っている以上にカタカナ語は浸透していると思います。今回の対談での結論は、カタカナ語を使ってはいけないという事ではなくて、「適切に伝わるコミュニケーションをしよう」という事です。日本語でもカタカナ語でも相手に適切に伝わりさえすればいいんです。保育園児や小学生に対して大人と同じ方法でコミュニケーションを取る大人はいないはず。きっと話ことばも話し方も変わるでしょう。大人同士でもそれは同じで、相手がどんな人かによって話し方、言葉の選択をしないと適切に伝わらないんだろうなと再認識しました。だってカタカナ語一つとってもセナポンメンバー5人全員が共通の認識をしていたという事はほぼほぼなかったから。
また、オウンドメディアで記事を書く時であればカタカナ語に限らず、読み手を意識して伝えたいことが適切に伝わる言葉の選択や記述をしないといけない改めて強く意識付されました。オウンドメディアを運営していこうとしている私たちにとってカタカナ語対談から学べたことはとても意義のあることでした。
以上、「カタカナ語について語り合ってみた!」でした。
まぁ適切に伝わりさえすればいいとはいえ、私たちは日本人なのでカタカナ語よりも日本語になっていたほうが伝わりやすいと思っちゃいますけどね笑。
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