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春夏を振り返る

こんにちは。瀬名那奈世です。本日、待ちに待っていたノベル大賞2024の評価シートが送られてきました。

note創作大賞の中間発表も終わり、自分の中でなんとなく「一区切りかな?」というタイミングが訪れたので、2024年の春夏を振り返ってみたいと思います。

まず、私の今年の春夏(4月〜現在まで)のスケジュール&所感はこんな感じでした↓※長いです。まあ見てやってもいいよって人だけ見てください。

【4月】
・3月末に前職を辞め、実家でニートを満喫
・全然期待していなかったノベル大賞の一次選考を通過し、喜ぶ
・突発的な思いつきで、過去作を長編化してKADOKAWAのキャラクター小説大賞に出そうと決意。加筆作業に着手(結局、どう考えてもカテエラなのでポプラに出すことに)
・↑の目処がついたあたりで、5月の文学フリマ東京に向けて、書き下ろしでBL短編『ライン上のキッカ』を執筆

【5月】
・関東地方へ引っ越し後、『ライン上のキッカ』入稿と文フリ準備に追われててんやわんや
・文学フリマ東京38に参加(ノベルの二次選考の発表が翌日に決まっていて、実は終日うっすら胃が痛かった…)
・『神春伊咲の生業』がノベル二次落選。結構落ち込んだ気がするけど、持ち前のセルフブラック精神を発揮してすぐに同人誌化に着手
・ぬるっと短期の仕事が決まる
・公募作品を読み合う相手を探してXを徘徊。神がかり的なタイミングで今の公募サークルさんを発見し、入れてもらう

【6月】
・文フリロスにより、「私はこれから、どんな話を書きたいんだろう」と一瞬悩む
・こりゃいかんと思い直し、好きな要素だけで短編を書くという荒療治を強行。『夜明けのモーニン』爆誕(結構「好き」と言っていただけて嬉しかった)
・読み合いでいただいた意見を元に、あとはひたすらポプラの推敲をしていた
・仕事も行き始めた。前職とは正反対で人との関わりが全くなく、かなり創作に集中できた
・加筆するべきポイントや推敲のコツが掴めてきて、1シーンを長く書けるようになってきた

【7月】
・目ぼしい公募がなかなか見つからず、ダラダラするのも嫌だったのでnote創作大賞への応募を決定。久々の男女の恋愛物『桐谷香織の宇宙深海論』を執筆
・短期のお仕事終わり。同じ現場の別の職種で、半年契約のお仕事が決まる

【8月】
・新しいお仕事が始まる。なぜか今度はめちゃくちゃ人と関わるハメになってしまったが、周りに面白い人が多く、しばらくは続けられそうで一安心。
・リンクスの初稿に追われつつ、関係性自論に向けて神春の書き下ろし短編を執筆
・関係性自論の準備、参加(Webオンリーイベント初出店)
・しれっと電撃に出していたBL過去作の落選を確認(←いや、出すな)。通過率の低さに恐れ慄く。
・スターツがBLの賞を新しくつくるという情報を得て、公募予定が急にギチギチになる

【9月】
・リンクス初稿が終わり次第、スターツ初稿に着手
・リンクスの最低限のチェックを終わらせ、読者募集に出させていただく
・創作大賞は駄目だろうと思っていたので、途端にノベルの評価シートが気になり出す
・仕事の要領がわかってきて、ちょっと楽しい


◯小説の振り返り

というわけで、4月〜9月で取り組んだ主な作品は

・ポプラ応募作品(過去作を長編化)
・『ライン上のキッカ』(同人誌用、書き下ろし短編)
・『夜明けのモーニン』(オレ短に応募)
・『桐谷香織の宇宙深海論』(note創作大賞用)
・『ひかりへ』(神春の番外編)
・リンクス用原稿(もう少し推敲予定)
・スターツ用原稿(絶賛初稿中)

です。

同人関連では他に、カクヨムでずっと『夜半過ぎまで』を連載してます(週一でショートショートを更新)。

四月初めくらいに『ハートビートをさらって。』という短編も書きました。

結局形にはなりませんでしたが、『バベル』というブロマンスSFも7月(?)くらいまでは書いてました(全部で11万字は初稿があった)。

あと、ずっと昔に書きかけだった『サイレントワン!』という作品をエブリスタで連載して、無理矢理第一章まで完結させました。

短編、中編がメインですが、計11作品に挑戦した形になります。初稿嫌いにしては頑張ったのでは?

技術的な面での進歩は、長いシーンが書けるようになってきたこと、場面転換に悩みづらくなったこと、加筆するべきポイントが見極められるようになったこと、などが挙げられます。

全部、6月のポプラあたりからできるようになってきました。公募サークルで自作を読んでもらい、いただいた感想を元に推敲することで、他者目線との擦り合わせができるようになってきたからだと思います。本当にありがたい。

今後の課題は断然、構成力ですね。ノベルの評価シートも参考に、精進していきたい。幸い、勉強と経験でなんとかなる部分が大きいポイントだと思っています。今が頑張り時かな。

あとは作品のアイディア的な面で、もう少し意外性を求めるといいのかも。とはいえここはあんまり興味がわかないポイントなので、自分の書きたいものと擦り合わせながらちょっとずつ取り組んでいきたいです。

今後は10月末にリンクスとスターツの締切が重なり、1月初めにノベルとキャラの締切が重なります。そうこうしてたらあっという間に1月末になって、ポプラの一次・二次選考結果が発表されちゃいます。

ポプラはここで落ちたら結構ショックかも。カテエラの可能性も存分にあるので難しいですが…。それくらい、自分の書きたいものに向き合って、精一杯書いた作品です(神春もそういう作品でした)。

これから応募する作品も、まずはやっぱり、「落ちたらショック!」って心から思えるように頑張りたい。

結局はそういう、自己ベスト更新の積み重ねの先に、受賞とか作家活動とかがあるんだと思ってます。だから、焦らず腐らず少しずつやっていきます。

公募生活ももうすぐ一周年。もともと色々なことができるようになるのが好きなタイプなので、今すごく楽しいです。

私生活については、特に書くことがないですね…。本当にマジで、仕事行って小説書いてたまーに実家に帰ったりするくらいなので。

今の仕事が意外と面白くて、性に合ってるかもとは思ってます。誰でもできるけど、やる人によって結果がかなり変わってくる系の仕事です。

やりがいもあるし、適性もあるけど、完全週5はやっぱりヤダなって悩んでます。

(ちなみに、通勤時間はめちゃかかるので、その時間でいつも小説書いてます。調子のいい日とかは、下手に家でゴロゴロするより書けたりする)

まあこの辺も、「急がず焦らず」ですかね。

秋冬も頑張るぞ〜!

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