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ドイツプラネタリウム訪問記: ネブラ編

こんにちは。

本日は、2024/5/18に訪問しました、ドイツのネブラという村にあるプラネタリウムについて書きます。

あの有名な!?ネブラディスクの出土地の近くに建てられた観光案内所のような施設の中にあるプラネタリウムになります。

ネブラディスクを見にドイツまで行かれる方は必見です!
ぜひお楽しみいただけますと幸いです🎶
※ネブラディスク本物は現在、ハレの博物館の常設展示です。そちらに関しましてはまた別途ご紹介します。

そしてネブラディスクの出土地はこの施設の屋外展示の一部?のようにもなっていますが、出土地に関しましては次の記事で別途まとめますね。今回はあくまでも建物の内部だけお伝えしていきます✍️


Arche Nebra (Nebra Ark)

場所はこちら↓

か・な・り、行きづらい場所にあります。
訪問難易度、高めです。
というのも、何を隠そうこちらの施設はけっこう田舎にあるのです…

ネブラディスクはお墓からの盗掘品なので
お墓のある山奥…の、近くに作られています。

でも、町並みはすてきでした😊

公式サイト↓

行き方は2024年5月現在、2種類ありました。
最寄りのWangen駅まで電車で行くか、Nebra駅からWangen駅までバスで行く方法です。
どちらも本数がかなり少ないので、訪問の際にはしっかりと計画を練ったほうがよさそうです。

ネブラ駅
Wangen駅で撮影。この先は電車の線路は繋がっておらず、終点の模様。でも昔は繋がっていたみたいです。
村の様子

Wangen駅から、歩いて施設へ向かいます。

Wangen駅からArche Nebraまでバスもあるそうですが、これまた本数が少なくて。私は利用しませんでした。
ちょっと遠かったですが、ヨーロッパの田舎まちって感じで景色がすてきだったので楽しく歩くことができました。

↑ Arche Nebra
道に案内板がたくさんあり、迷うことはありませんでした。
途中の道で、こんな広場を発見
色々書いてありました
まっすぐな道を進みます。
すると、道の途中に突然、アークネブラのメダルの機械が😂
見間違いかとびっくりしましたが、確かにありました。

こちらのメダル製造機、Arche Nebra (Nebra Ark)の建物の中やネブラディスクの出土地には置いていませんでした。
メダルが欲しい方はぜひここで作っていってくださいね。

私は行きに手持ちの小銭で1枚だけ作って出土地で記念撮影をしました🎶
その後、Arche Nebraから帰る際に受付でお金をバラしてもらって
帰りにもお土産用に複数作ってきました🪙

どんどん歩いていくと、建物が見えてきました。
草原の中に近代的な建物が突然現れるのですから、一瞬目を疑いますね(笑)
こちらがArche Nebraです。
正面から撮っても、これまたかっこいいです。

ちょうどこの正面を背にした方角にネブラディスクの出土地があり、出土地に設置されている塔からArche Nebraを見つけることができます。

ちなみに、Arche Nebraと表記されているところと、Nebra Arkと書いてあるところ両方あって何がなんやらって感じなのですが…

私が調べた限り、おそらく
ドイツ語表記:Arche Nebra(訳:ネブラの箱舟)
英語表記:Nebra Ark(訳:ネブラの箱舟)
ですかね、多分…。分かりませんが。
(ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。)

また「観光案内所みたいな施設」と冒頭に書きましたが、ウェブサイトによっては「ビジターセンター」と明記しているところもありますね。
日本語では、「観光案内所」と訳しちゃってもいいかもしれないです。

受付、ショップなど

到着したらまずは受付に声をかけましょう。チケットの購入と、英語の音声ガイドも借りることができます。
プラネタリウムもその音声ガイドを設定することにより英語で聴くことができますから、ドイツ語が達者でない方は音声ガイド必須です。
1つ1つの展示に対する説明もかなりボリューミーな音声ガイドでしたから、おすすめです😊

ロッカー、たくさんあります。
大きい荷物は全て預けるように言われますので、1ユーロの小銭があった方がスムーズです。
奥はカフェでした。
パノラマカフェっていうのですね。時間の関係で行くことができず、残念でした。

ショップにはこれでもかというくらいにネブラディスクや関連する書籍やグッズが置いてありました。

ネブラディスクの置いてあるハレ州立先史博物館も尋常でないお土産のラインナップでしたが、こっちの気合いの入り方もすばらしいです。

(私はハレ州立先史博物館よりも先にArche Nebraを訪問していたのでハレの博物館のお土産ラインナップについてこの時点で把握はしていませんでした。しかしアンティキティラ島の機械を見にいった際、本物を収蔵しているアテネ国立考古学博物館より、その詳しいギミックを解説する展示があったコツァナス古代ギリシャ技術博物館(先に訪問)のほうがお土産が豊富…というまさかの事態に遭遇しているので、「見つけたら買っておく」精神を持ち合わせておりまして(笑)翌日のことはあまり考えず、大量購入しました😂)

WiFiもあります。

プラネタリウム

プラネタリウムのチケットは受付で購入できます。
その際にn時の回でいいですか?と聞かれる感じです。
公式サイトにも決まった時間は特に載っていないので、何時にプラネタリウムを見られるのか、行くまで分からないんですよね。
ただ投影自体は何度も行っていましたので、よほど遅い時間に行かなければ、行って観られないなんてことは無いでしょう。

そして残念ですが、ドーム内は投影前後を含め完全に撮影禁止と言われてしまいました。
投影前だけなら良い?と交渉しましたが…NOとのこと。

入り口だけ載せておきます。笑

中に入るとドーム状の屋根というよりはお部屋の中に傘状のドームが吊るしてありました。
座席数42らしいですが椅子は1席ずつ独立しておらず、ベンチにみんなで座って投影を見る感じでした。

WPDには写真が載っていますので、ぜひこちらをご覧ください↓

(写真が載っているということは、もしかしたら人によっては投影前後の撮影OKって言ってくれたりするのかも…などと思わなくもないですが😅訪問された際には係の人に直接ご確認ください。)

光学投影機は無く、デジタルオンリーの施設です。
また内容としましては毎回オート番組のみで、ネブラディスクについて詳細に紹介するこの館オリジナルの22分番組を流しているとのことでした。
訪問したら記念にぜひ観てみてください。

受付で聞いた通りに設定をすると、音声ガイドから英語の音声が流れてくるのもありがたいポイント。

展示室

さて、展示室もざっくりと紹介していきます。

2007年オープン、2022年10月にリニューアル工事のため一旦休館、2023年6月にリニューアルオープンした施設ですから、さすがに展示室がオシャレで綺麗です。

教育的な内容はもちろんのこと、1つ1つの展示のユニークさよ…
確実にデザイナーさんの手が加わっていると思いますね。

どの展示も魅力的でしたが、これが1番嬉しかったです。↓

ネブラディスクの大きさや重さ、薄さなどを手に持って体感できる!そんな展示です。

ずっしりと重たく、全く折れそうにない銅盤ですね。
薄いけれど、持ち歩きには向かなさそうです。

どの展示もおもしろく食い入るように見て、全ての音声ガイドをじっくりと何度も流してしまった私ですが😂、これは特にいいなあと思った展示の1つでした。
本物を気軽に来館者に持ってもらうことはできないですからね。

文字数の都合上、ほとんどの展示が写真だけの紹介になってしまってすみません!
いつか少しでも、Arche Nebraへ訪問される方のお役に立てますと幸いです。

さて、次回の記事ではいよいよネブラ・ディスクの出土地に向かいます。

出土地やその道中でも音声ガイドを聴くことができますから、忘れずに持っていってくださいね!
(実は私は音声ガイドの存在を全く知らず、Arche Nebraの建物に入る前に出土地に行ってきたので、後からまとめて聞きました💦残念すぎる…。)

それでは、次回もお楽しみに!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🌟
また次の記事でお会いしましょう〜🌛

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