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【基山ヒルクライム】激坂からの挑戦状、受けて立つ!


 佐賀県初のヒルクライムレース「基山ヒルクライム」が開催されるということで、佐賀県出身としては走らねば! と参加してきました。

コース

公式サイトより

 試走とかは特にしなかったため、「記念受験的なノリでいこう!」くらいの気持ちで参戦。

会場入り〜開会式

 佐賀住みのマイブラザーに車を出してもらって会場入り。BIGBANGからエントリーしていた3人やフォロワーさんたちと挨拶をして、開会式がスタート。

サポートして下さるプロ選手の方々。

 カテゴリーごとにプロ選手のサポートライドと共にスタート地点へGo。
 一般女子&中学生は孫崎大樹選手(スパークルおおいた)と牧瀬翼選手(Wings Plus)が担当。
 前情報で見て「孫崎選手は今年でスパークルおおいたを退団だし、佐賀県出身の牧瀬さんもいるとか当たりじゃん!」となっていたため結構ドキドキしていました。
 スタート地点までは牧瀬さんとお話しながら移動。地元の話とかできて良かったです。すごく優しい方で、めっちゃファンになりました✨

スタート地点でツーショット撮っていただきました
ありがとうございます!

スタート地点到着〜スタート

 この大会は30秒ごとに1人ずつスタートするタイムトライアル方式。

 スタート地点に着いてから自分の番までかなり待ち長くてソワソワ……。
 先にスタートしたBIGBANGの3人やフォロワーさんを見送りながら写真係をする。

 いよいよ自分の番。スタッフの方にサドルを持ってもらいながら両足のクリートをはめる。初めてのタイムトライアル方式、クリートはめた状態でのスタート。ドキドキして脚が震えていました(女子のトップバッターだったから「抜かれたくねー!」とめちゃくちゃ思ってた)。

スタート〜ゴール

 いよいよスタート!
 「最初に飛ばしすぎると後がキツくなる」というのは頭では理解していた。
 けど心臓バクバクで序盤の9%-10%のあたりでパワーは既に300w近く出ていた模様。

 進むにつれてどんどん斜度は上がり、呼吸も荒くなっていく。あと路面も。少し先を確認して斜度が上がっていたらダンシングで凌いで走る。一応ヒルクライムの基本は守る走り。
 
 中盤、サイコン上で斜度20%と表示されて「最大斜度14.8%じゃなかったんかよ嘘だろ?」と心の中で叫びながら激坂を登る。
 しかも女子の第二走者に抜かれる羽目に。

 蛇行こそしなかったけど、キツすぎて「足つきたい、倒れそう、マジ無理」と思いながら走っていました。
 でも、要所要所にサポートライダーの方々が立って声援を送って下さったので、「絶対に完走せないかん!」と自分を奮い立たせて足を回す(いい意味でのプレッシャー?)。

 ラストに斜度が10%切る踏みどころがあったのでタレまくりながらも振り絞った(でも2倍ちょいしか出なかった)。最後に立っていた牧瀬さんの「もう少しですよ〜!」の声援にラストの背中を押されてゴール!

ゴール地点で待っていたイチゴ大福

 本当にオールアウトするかと思った……。
 せっかくのイチゴ大福は胃に入らずにポケットにin。
 
 先にゴールしていた男子もかなり死屍累々といった感じの様子でした。

 後から話聞いた感じだと、やっぱり最初に飛ばして後半に保たなくなった人が多かったらしい。分かっていてもそうなるよね……。

フォロワーさんがゴール付近で
撮ってくださった写真。
肩に力が入る悪癖がまた出てる……アカン。

 全員ゴールしたら記念撮影をしてダウンヒル。

 登っているときはあまり気にかけなかったけど、紅葉がとてもきれいでした。

 毎回思うけど、登るのはめっちゃ時間かかるのに、下るのって本当に一瞬……。

下ったあとにグループのみんなで写真撮影
孫崎選手、牧瀬選手、ありがとうございました!

下山後〜終了まで

 下山したら完走証とメダルを受け取り、昼食のあとに閉会式。

 昼食はエミューの炭火焼きとパン!

エミュー、噛めば噛むほど味が出る、
地鶏とはまたちょっと違った味わい。
カレーパンとアンパンも美味しかったです😋

 さて結果は……

タイム 11:29
女子一般 3位/5人(20代 1位/1人)

表彰台上がれたよ🎖

 2位の方も11分台だったので、ちょっと悔しいところ……。
 1位は9分台で、阿蘇ヒルや椿が鼻でも上位に入るような方らしい……40代だそうだけどすごいなぁ。

 表彰式の前にはプロの方とプレゼントを賭けたじゃんけん大会を行ったり、表彰式のあとは基山町の名産品の当たる抽選会も行われました。
 抽選会では見事(?)手作りジャムをゲット!

終わって

 レース自体はめちゃくちゃキツかった!
 Twitterやインスタでは「心臓が飛び出るくらい」って書いたけど、実際は心臓だけじゃなくて肺も飛び出るかと思うくらいの勢いだった(だから前半飛ばし過ぎだって!)。

 でもプロ選手と交流できたり、抽選会があったりと、最初から最後まですごく楽しめる大会だったなぁと思います。出てよかった!

 坂のタイムトライアルという他ではなかなかないレース方式も、この大会の魅力だと感じました。

 大会関係者の皆さん、サポートして下さったプロ選手の皆さん、沿道で声援を下さった基山町の皆さんに、心からお礼を申し上げます。

 そして、この大会が何回も続き、佐賀県の自転車事業がもっと盛り上がることを祈ります。


佐賀さいこう!



 

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