ツール・ド・おおすみレポ2021-2021/10/30-31
走ってきました! ツール・ド・おおすみ。
総括すると「過去1番のゆるぽた、グループライド」だった気がします。申し込んだときにアワアワしてた自分に、大丈夫だよって声をかけてあげたい。
1 前日談-桜島一周ライド
ツール・ド・おおすみ前日に桜島一周ライドもやったのでまずはそっちから。
高森ライドでご一緒したSANさんの運転する車でゆきやなぎ氏、izuさん(今回が初。ゆきやなぎ氏と同時期にロードバイク始めたらしい)と、鹿児島まで向かいました。道中はひたすらおしゃべりしていたせいか、そんなに長く感じませんでした。
こんな感じで4台のロードバイクが収容されていました。
桜島口で、2度目となるJさん、まどちゅらさん(彼岸花ライドでご一緒していた)、Shokoさん(初)と合流。ちなみにおおすみ本番では私、izuさん、Jさん、Shokoさんが65kmミドルコース、他の3人が110kmロングコースを走りました。
SANさんのお知り合いの薩摩隼人・F崎さんのご案内で桜島一周ライドがスタート。
噴火によって埋没した鳥居や、噴煙モクモクの桜島。結構なインパクトでした。こんな活火山の近くで生活していたら、こないだの阿蘇山の噴火なんて可愛いものでしょうね。
足湯にも浸かりました。日々の疲れに癒し。
叫びの像。巨人感。
ミカンの皮が練りこまれたうどんとカンパチ丼のセット。テーブルにあったミカンの皮が使われたスパイスがとても美味しくて、何回か追いスパイスしました。
火山灰を上にかけた灰スクリームと桜島。
人も自転車も風景も、みんなたくさん写真を撮ったし撮ってもらったから、写真の枚数がすごいことに……。
「おおすみに出るんだろうなー」という雰囲気の自転車乗りにもたくさんすれ違いました。
F崎さんが「女子のノリに圧倒された」と話していたそうなのですが、私も私でみんなのノリに圧倒されていました。男2:女6の『ほぼ』女子会ライド。みんなでワイワイガヤガヤ話しながら走ってたくさん写真も撮りました。
ずっと、ぼっち走ってることが多かったし、これまでの人生が陰キャオタクで生きてきた人間なので「やべえ……めっちゃ『女子』じゃん……(語彙力)」になりました。
そして写真の、ポーズと表情のぎこちなさ! 撮られ慣れてないのがモロバレすぎる。みんな表情良くて本当に羨ましい……。
地元民のF崎さんに加え、Shokoさんとizuさんが鹿児島出身ということで、本格ガイド付きで、走ることができました。
2-1 本番! ツール・ド・おおすみライドレポ
桜島一周後は、鹿屋市内にあるホテルに宿泊しました。この日の晩御飯は「鹿屋アスリート食堂」で定食。(SANさん、ゆきやなぎ氏+鹿屋体育大学生であるゆきやなぎ氏弟のメンバー)
メインと小鉢を選ぶスタイル。ダチョウ肉が気になって頼んだダチョウ肉のコロッケ。弾力が鶏とは違いました。
そして本番。
半袖ジャージは2着持っているのですが、ハロウィンなのでかぼちゃっぽい色だし、分かりやすい、という理由でオレンジ色のジャージを着ました。
カラーリングがVTuber・桐生ココみたいなので、勝手に「走るタイプのクソザコ」とジャージに命名していました。オタクはすぐにそうやってバウンドコーデする。
週明けに会社のホロライブオタク同期に見せたら「予想以上に会長(桐生ココ)感のあるジャージで草」と言われました。
痛ジャー集団もおり、ラブライブ! サンシャインの小原鞠莉ちゃんジャージのお姉さんと撮ってもらいました。
スタート前、左奥の男性陣はいつもライドに誘ってくださる方たちです。
まだ寒かったのでウィンドブレーカーを羽織っています。手は一応桐生ココのポーズのつもり。
ロングコース→ショートコース→ミドルコースの順に出走。ミドルコースは平和公園をスタートして国見トンネルを抜け、志布志湾沿いをぐるっと回りました。
このイベントはレースではなくサイクリングイベント。競争せず楽しむもの……ですが、しっかりアップダウンもあります。国見トンネル前の坂は斜度10%超えもあり、ミドルコース最大の難所だったと思います。
サポートしてくれた鹿屋体育大学自転車競技部の学生(左)と、坂フィニッシュするizuさん。「このために鍛えてきました!」と頼もしかった。今年20歳だそうで、若い……。
でも自分の中では「ちょっとキツイけど頑張れば登れる!」坂でした(黒岩峠? 知らない子ですね)。や っ た ぜ !
トンネルを抜けて下った先にあったひまわり畑。
もう一度軽く登ったら、その先でばばーん!と海が見えました。
地元のプロチーム、Ciel bleu KANOYAのインスタより。ひまわり畑のあたりからお姉さんが「引きますね!」とサポートしてくださいました。後から知ったのですが、上野みなみさんといって、トラック競技で世界選手権銀メダルをとったこともある方でした。今年引退したけど、イベントのときはサポートで走っているそうです。クリートの位置のコツや、女子だからこそのサドル周りのお悩み、現役時代のお話など、聞いたことに丁寧に答えて下さりました。(ちなみに鹿屋体育大学で修士を取って卒業されているそうです。すごい)
海沿いの道、防風林。桜島ライドからのメンバーが鹿児島・熊本出身ばかりの中で唯一、佐賀出身で地元トークできる人いない……になってたのですが、海沿いの防風林でizuさんが「佐賀もこういう松林あるよね」と言ってくれたので虹の松原のお話ができてちょっと嬉しかった。
ワイワイしながら写真撮りながら走っていたら、ミドルコースの中でもかなり後ろの方を走っていたようで、ロングコースの先頭集団に最後は抜かれる、という羽目に。ですが、イベントライドなので時間内に走れたら全然大丈夫だし、むしろたくさん楽しまないと! という精神でゴール。
お疲れ様でした!
2-2 イベントライドの醍醐味? エイドステーショングルメ
このようなイベントライドの楽しみの一つに、コース中に何ヶ所か設けられているエイドステーションがあります。飲み物や軽くつまめる食べ物が用意されています。バナナやウインナー、レモンのハチミツ漬け、お汁粉など、定番? ラインナップもあれば、地元の郷土料理なんかもありました。
けせん(ニッキ)の葉で包まれたけせん団子。香りがとても良くてモチモチ! 丸ぼうろとげたんは(黒棒)。げたんはは、下駄の歯の形をしていることが由来だそうです(izuさん解説)。鹿児島出身のShokoさんとizuさんが、地元の銘菓にとてもテンション上がってました。地元の方と走ると、たくさんローカルなお話も聞けて、より楽しめた気がします。
フィニッシュ後のお弁当、豚うな重と豚汁。スタート前から焼いている良い匂いがしていました。炭火焼きの豚がとても美味しかった。
3 総括!
こういうサイクルイベントは、NHKの番組「チャリダー」で取り上げられて知ってはいたものの、参加するための情報アンテナも何もなく、テレビの向こうの存在だと思っていました。だから、エントリー決めたときも「レースじゃないとはいえ大丈夫なんだろうか……」とかなりドキドキしていました。
ですが、参加して良かった!!!
自分のできる範囲・ペースで老若男女関わらず楽しめること、それが自転車というコンテンツの良いところなんだな、と再認識した気がします。速くなりたい、登れるようになりたい、距離伸ばしたい、それはそれで結構だと思います。でも、そういうものを追い求めるばかりでなく、みんなと走って景色や写真撮影を楽しんで、美味しいもので補給する、というのもまた一興、なんだなーと。
あと、このコロナ禍でイベントを開催して下さった運営の方々、サポートして下さった鹿屋体育大学やCiel bleu KANOYAの方々、沿道からたくさんの声援を下さった鹿屋市民の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。
終わってからしばらくも、LINEグループにアルバムが作成されたり、インスタが更新されまくったり、みんな余韻がすごい。
https://youtu.be/QWJr8T476lM
出走者の動画で我らがゆきやなぎ氏がデビューしていました。
本当に来年も出たい……!
出たいけどまずは出られるように、ちゃんと生きてお仕事続けたいですね。ミドルコース楽しかったけど、ロングコースもちょっと憧れる。まあそれは来年考えればいいだけか。