ゆるぽたなんてなかった‐2021/10/17
最近走るようになって思うことがあります。
ゆるぽたってなんだっけ?
ちなみにゆるポタとは…
ゆるくポタリング(自転車などの2輪車で気ままにぶらつく)すること(Google検索要約)。
検索画面を下にスクロールすると、もっと恐ろしい記事がわんさかと出てきます。「ゆるポタ詐欺」「ゆるポタという危険な罠!」「自転車乗りは嘘つき」etc.
今回はそんなライドの記録です。
この週末、前の記事にも登場したK氏が休みということで「どっか行こう!」と画策をしていました。そこに、8月からグループライドするようになったゆきやなぎ氏(同世代女子ライダー。登りがつよつよ)から「高森でライドアラウンドというイベントをやっているから走りませんか?」とのお誘いが。ゆきやなぎ氏に「参加します! もう1人参加してもいいですか?」と打診してライドの予定が決まりました。
画像はスクショより。
Map life というアプリに登録、イベントにエントリーし、チェックポイントをめぐってポイントを貯めます。ポイントで景品ももらえます。
……と、ここまで見るとなんだか楽しそうに思えます。実際楽しかったです。ですが一般人の想像するものと、サイクリストにとっての楽しいは全く違うものであることを改めて知ることとなります。
0 前日譚
生活能力や体力の観点から「土日どちらか走る場合、もう一方は走らない日にする」というルールを設けていたのですが、その日はなぜか気がついたら本妙寺の下まで自転車を走らせていました。
洗濯と掃除と日用品の買い出しを終わらせ、あとはK氏が輪行で来熊するのを待つばかり……になっていたところに、「峠の茶屋(市内の自転車乗りにとってポピュラーなルート。西区の県道1号線を金峰山方面に走る)走る」というLINEが。「じゃあ自分も行く!」と着替えて一緒に準備運動をすることに。
前回のライドは実に3年ぶりでした。ただ、グループライドだったため、2人で一緒に走ったのはこの日が実質、真に3年ぶりだと言えるかもしれません。
1 たのしいゆるポタ、開幕
ロードバイク乗りの朝は早い――。
K氏を叩き起こして準備を済ませ、集合場所であるパークドームへと向かい、そこでゆきやなぎ氏・SANさん(今度ツールドおおすみで車出しをしてくださる)と合流。南阿蘇にある久木野の道の駅に向かい、Jさん(始めて半年くらいらしい)と合流。計5人でのライドとなりました。ちなみにSANさん、Jさんとはこのライドが初めましてでした。
LIVEとか一部コンテンツにたまにあることだと思うのですが、コンテンツを通してたら相手の本名とか年齢とかがはっきりしなくてもなんとなく仲良くなったり、コミュニケーションが取れたりする、そんな感じでライドは始まりました。
チェックポイントをあれこれ回って写真をパシャパシャ。
神社とか。
高森駅の駅舎、フランキー像。
ピスタチオ味の回転焼き。
甘味処ふくまめで三色白玉。抹茶が思った以上に濃い味でした。
多分、走行時間<停車時間だった気がします。高森の土地自体は盆地? なのか起伏は少なく走りやすかったです。
2 メインイベント(?)・vs 黒岩峠
甘いものを摂取した後は、運動! と言わんばかりに高森殿の杉まで登ることに。途中からは遊歩道だったので、自転車を停めて歩くことに。
大きな杉の木の前で。
神秘的だけど、鼻炎持ちなので「来たのが春じゃなくて良かった……」という身も蓋もない感想が漏れてしまうなど。
遊歩道の入り口まででもまあまあ斜度があったのですが、ここからエクストラステージ。黒岩峠の一番上まで行くことに。
ちなみに結果ですが、つづら折りラスト1回のところで立ちゴケカウンター+1して力尽きました。クリートを外すガッツもなく、K氏にレスキューされ、押して頂上へ。
チェックポイントだったのですがGPSが作動せず、ポイントを取れませんでした。ちゃんと走り切ってないので取るな、ということだったんでしょうか。
その後のダウンヒルで、その日2度目の転倒をやらかすことになります。
清水峠ライドのときにダウンヒルについては覚書として書きました。しかし、下手に下ハンドルを握ると姿勢が変わってしまうのでブラケットを握ってブレーキをかけることにしました。その結果、腕が疲れてしまい、途中で停車して持ち直そうとしました。しかし、激坂で思うように停車することができず、観光客の男性に受け止められながら転倒することになってしまいました。キャッチされたときは気が動転しており、まともにお礼を言えず、改めてお礼を言おうとしたときにはその方は立ち去っていました。この場を借りてお礼申し上げます。
なおこのとき、ギリギリ使用に耐えるくらいまで左足のクリートをすり下ろしてしまいました。
3 ランチ、そして解散
その後、ランチ予定のお店に向かいます。予約を受け付けていないお店だったのですが、まさかの33組待ち、ということで隣のお店へ。
地鶏の炭火焼、ヤマメの塩焼き、田楽。
景品交換でマドレーヌを貰ったのち、久木野の道の駅でJさんとさよなら、途中でロビン像へと向かうゆきやなぎ氏とSANさんとさよならして市内へと戻り、K氏を見送って本日のライドは終了します。
終わって思いました。
「ゆる……かったのか?」
自転車乗りの方は大いに笑ってください。そうでない方は、ゆるポタと検索した検索結果から全てを理解してください。
ちなみに同じ日のことを書いたK氏の記事がどこかにあります。見つけたら比べるのも一興。
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