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自己免疫疾患患者からの考察〜慢性炎症〜

こんにちは。こんばんは。おはようございます。
芦屋の鍼灸院SENで修行中のいまいです。

今日は、老化の原因でもあると考えられている
「慢性炎症」について考察してみたいと思います。

美容鍼灸でお越しの患者様にいつも院長が仰る
「健康でなければ、美しくない」

昔から容姿が美しく訳ではなく、愛嬌だけで生きてきた私。唯一、人から称賛されていた「美肌」を病気により失った経験からも真理だと激しく共感をしています。

過去のnote⇩

美容鍼灸に来られる患者様には、
健康で美しく。そして若々しく。
このゴールを一緒に目指したいと考えています。

鍼灸は身体全体をみる医学です。

患者様には、生活習慣や心の状態をお聞きし、不調の原因を探り、ご自身の治癒する力を取り戻す治療を行なっております。

治癒力がある=老化のスピードが遅い


老いは生命の宿命ですが、老いを引き起こす犯人は一体
何だと考えますか⁇

人それぞれ身体の細胞が違うので、正解はありませんが

多くの方に当てはまる原因
❶慢性炎症
❷糖化
❸酸化
について考察を深めていきたいと思います。

今回は、
❶慢性炎症 についてです。
どうぞお付き合いください。

炎症は大きく2つに分かれます。
急性炎症と慢性炎症です。

虫に刺されると,赤く脹れ上がり,熱をもち,痒みや痛みを感じることがありますよね。
これを、急性炎症と言います。虫刺され以外にも、
風邪やインフルエンザ、切り傷、捻挫、喘息、急性虫垂炎などもこちらに分類されます。

生体の障害を局所に留め、感染除去を行う、生体の防御反応(免疫)です。
それと同時に患部の修復を行います。

急性炎症は、
防御(免疫)反応  と  修復反応


を担う人間にとって有利な反応と言えます。

しかし、この炎症が疾患をつくることもあります。


それが、慢性炎症です。
感染などによって起こる炎症反応にブレーキをかける機能が制御不能になる状態や、過剰に反応が続く状態、ストレスなどで体内で自然発生的にスタートする状態。
様々な要因を経てくすぶる様に気付かずに、
炎症が慢性化している状態です。

このダラダラとくすぶるような炎症状態が持続すると、生体組織の機能や構造に異常が生じてさまざまな疾患の原因になることが知られています。


ピロリ菌感染を起因にした、胃がん
細胞の繊維化増殖が原因の気管支喘息

その他にも、生活習慣病を含む加齢関連疾患
関節リウマチなどの自己免疫疾患(私も自己免疫疾患患者です。)や動脈硬化、うつ病や認知症にも関与すると考えられています。さらには老化そのものも、
慢性的な炎症性の変化によって症状が進行するのではないかと考えられる証拠も見つかってきています。

万病の素、老化スピードを促進させるとも言える

慢性炎症

最初の内は症状として現れない慢性的な炎症性の変化が、種々の病気の要因となっている可能性があるということです。気付いた時には治すのが難しい病気を引き起こすことから「サイレントキラー」とも呼ばれいます。

美しく健康に歳を重ねる為にも、慢性炎症が起きない、恒常性を維持できる身体や習慣作っていきましょう。



慢性炎症を抑える方法をまとめました。

  • 栄養面からのサポート
    ビタミンD食材
    :鯖やイワシなどの青魚   
    :舞茸などのキノコ類
    その他、
    抗炎症作用のあるターメリック(ウコン)

  • 日光浴
    ビタミンDの合成には日光浴がおすすめです。

  • 鍼灸治療を活用
    迷走神経反射、白血球による消炎作用。
    自律神経に作用して、恒常性を高める。
    免疫反応をトレーニングして強くする。
    微小循環を活発→老廃物の回収を促進する。

薬物投与や外科治療で対処してきた西洋医学では治せない、病気ではないけれど「何となく不調」
私の様に原因不明の難病、そんな症状を訴える人々が、幅広い層で増加しています。

未来の病気を回避する鍼灸は、健康年齢の保持と若返りをサポートしてくれます。 

それは、自然治癒力を高めてくれるからです。

『病気になったら病院に行く』ではなく
『病気になりにくい身体を作る』
ことだと考えます。

鍼灸、アロマテラピー、薬膳、自然農法、オーガニック、アレルギー食品の開発など、茜グループ全体で皆様の健康を下支えしていきます。

自然と調和した、暮らしのご提案をしております。
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