八戸ワイナリー 地元のお酒
最近知ったのですが、八戸にもシードルが!
ジャジャーン!なんぶシードル!
先日八戸ワイナリー直営店のヴァンタスさんにて買ってきました。
お酒のイベントも軒並み中止で、本来であればイベントや品評会に出品するはずだったお酒が余ってたりするそうです。シードルも出荷の予定がキャンセルになったのでお店にありましたが、昨年はすぐ売り切れたとのこと。
私、シードル好きなんですよね。幸い青森県はリンゴの特産地。ここ何年かで弘前市や青森市のシードルはたくさん販売されました。どれもおいしくて、リンゴ県の幸せをかみしめているのですが、私が住む県南ではシードル作りが進んでおらず寂しい気持ちでした。
それが、やっと、八戸にもシードル文化が!早く教えてよ!ビールの代わりにシードル飲みたいぜ!私は!
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お味は、甘口で濃いです。なんというか道の駅で売ってる瓶詰めのリンゴジュースの味がします。道の駅周辺の木々が香る雰囲気も含めて。と言えば青森県民にはすぐに伝わりそう。
青森県のリンゴと言えば弘前方面が有名ですが、青森県南地域も果樹栽培が盛んです。私の祖父母宅は八戸市のとなりの三戸郡だったのですが、昔はりんごを作っておりました。
畑の小屋の中に入るとりんご箱のほのかな木の香りに混じったリンゴの香り。数種類の品種を作っていたので、数種類のりんごの香りがブレンドされた香り。ひんやりとした秋の空気が小屋の中では少しだけ和らいで、ほっとする一時。
その小屋の香りとりんごをかじったときの皮と果肉の中間の部分の一番濃いりんごの味がするシードルです。なつかしい。(皮と果肉の中間部分の味も青森県民は絶対にわかるはず)
1口飲んだあと、びっくりしてしまってもう1口、更にもう一口とあっという間に飲んでしまいました(500mlだしね)。
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懐かしい味ってありますよね。おいしいかおいしくないかを冷静に感じる事ができないおいしさ。
「私はおいしいと思うし、好き!」っておいしさ。
例えば地元のパンメーカーのパン、高校の購買で売っていたお総菜、中学の頃に食べたパーラーのパフェ。そういう種類のおいしさがこのシードルにはあって、そういえば同じく八戸ワイナリーの八戸ワインもやはり同じ感じがしました。
ああ、地酒ってこういうことなんだな。
いいですね、こういう味。
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もちろん、県外の方が飲んでもおいしいと思います。炭酸強めでキュートな味です。