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幸せになるのがこわいと思った

幸せでいること、幸せになること。

こわいって思ったことはあるだろうか。

わたしは昨日、そんな気持ちになった。

・・・・・

というのも、今日27歳の誕生日を迎えた。

26歳までの誕生日とは、一つだけはっきりと違うことがあって。

それは、

好きな人に祝ってもらえたこと。

しかも、恋人として。


私は、生まれてから去年までの26年間、一度も誕生日を好きな人と過ごしたことがなかった。

好きな人がいたり、彼がいたときはあったけれど、長く誰かと付き合うということをしたことがなかったから。

だから誕生日は、家で過ごすか、予定が合えば祝ってくれる友人と過ごしてきた。

恋人に祝ってもらえるってどんな感じなんだろう。

「当たり前に」予定を空けてくれたり、喜ばせようといろいろ考えてくれる人がいる。

しかもその相手が、自分が大好きな人て。

そんなことをずーーっと、誕生日が来るたびに思っていた私にも、ついにその日がやってきた。


、、、おい、幸せじゃないか。

世の中のモテる女性は、いつもこんな幸せを味わっているのか。

そんなことを思ったし、同時にこう思った。

こんなに幸せでいいんだろうか?


は?何言ってんのこいつ、と思った人もいれば、めっちゃわかる〜ってなった人もいると思う。

わたしは今初めて、『誰かとパートナーでいる自分』、『満たされている自分』を経験している。

慣れていなくて、なんだかこわくなった。

嬉しいだけじゃないというか。いつか終わってしまうんじゃないかって、バチが当たるんじゃないかって思って切なくなるというか。

なんか泣けてくるのだ。

「幸せなことがこわいの。」

こんなセリフ、恋愛ドラマみたいなフィクションでしか存在しないだろって思ってたのに、まじでそう思う。

明日、地震が起きて死ぬんじゃなかろうか。彼か私が事故にでも遭ってしまうんじゃなかろうか。

ばかみたいに、大まじめに、そんなことを思ってしまうのだ。

(とはいえ縁起でもないのでえんがちょしておく。えんがちょ!!!!!)


どうしてこんな気持ちになるのか。

これもまた、自信がないからなのか、みんなもそう思うものなのか。

もしかしたら、日本人特有?なんて感じたりした。


・・・・・


だけど、

「幸せなことがこわい」ことは、悪いことではないと感じた。

「幸せなことがこわい」くらいがちょうどいいのかもしれない。

そのほうが、相手への感謝の心を常に持っていられる気がするし、これからも徳を積んでいこうって思えるから。


自分に対しても、

「今までの人生上手くいかないことばかりだったけれど、回り道したからこそ彼を捕まえられたんだよナイス!」

「私の人生最高!よっ、強運の持ち主!」

と、かなりしっかり目の肯定の気持ちも生まれる。(このくらい褒めよう)


好きな人と一緒にいられること、産んで育ててくれた家族がいること、

最高な友人たちがいること、尊敬できる上司や先輩がいること、

自分がやりたいことができること、笑えること、不自由なく生きていられること、

幸せを感じられること。


決して、当たり前なんかではないこと。

周りの人や環境、出会いに恵まれているのは、こんな『自分』だから。


いつもいいことばかりじゃないし、いい自分じゃない時もある。

それでも日々、色んな出来事や人と対峙する度に、葛藤して、失敗して、それでも幸せになることを諦めない。

そんな自分だから、幸せを感じられると思うのだ。

・・・・・

27歳。やりたいこと、経験したいことが沢山ある。

ずっと一緒にいたい人がいる。
大切にしたい人、守りたい人たちがいる。

27歳の抱負という意味も込めて、人生のモットーを記しておく!


・自分が発する言葉は、できる限り最初にその言葉を聴く自分のことも、自分の次に聴く誰かのことも温められる言葉でありたい。

・自分がされて嫌なことは、相手にもしない/自分がされて嬉しいことは、深く考えず相手にも積極的にする。

・やらない後悔より、やった後悔!

・すべてのことを「選択」しているのは自分。自分が起点。だから自分の「選択」次第で、人生はどんどんいい方向へ変えていける。

・迷ったら、心がわくわくする方へ
☺︎

・周りへの感謝、謙虚さを忘れない。

・相手の気持ちや頭の中を想像し、相手の立場に立った言葉選びや行動をする。

・先に信じて、傷ついても先に相手に与えられる人でいる!


幸せなことがこわいって気持ちをなくさずに、

27歳も自分らしく、もっと自分を好きになっていきたいと思う。



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