ZINE
ZINEが密かなブームだ。
ZINEとは趣味で作る小冊子。
magazineのzineからきているらしい。
急遽zine-artbook活動に参加することになって
改めて最近身近になってきた日本のzineを眺めてみた。
このムーブメントのきっかけはサンフランシスコの詩人たちの
1950年代の自費出版的な詩集の制作に始まり
ストリートカルチャーのアート表現として広がったようだ。
日本には2000年頃から伝わり
今ではTOKYO ART BOOK FAIRやZINE DAY OSAKAが開催されている。
ZINEの作り方講座もある。
今回の私たちのコンセプトは「和・早春」
ときめくZINEとは何だろう。
日本での私家版で思い出すのは立原道造の楽譜型の詩集だ。
独特の審美眼を持つ作家の作品にはオリジナリティが詰まっている。
和装本の美しさを取り入れた夏目漱石の装幀へのこだわりも有名だ。
来月開催のTOKYO ART BOOK FAIR :Ginza Editionを楽しみにしている。
カフェ付きの新装書店木々芽吹く