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ゼミで企業の法務部を訪問!? 【法学部 高橋ゼミ】

記:2019年2月15日

今回は法学部 高橋ゼミ編をお送りします!

ーー今のゼミに興味を持ったきっかけは何ですか?

金融商品取引法を扱っていた唯一の会社法ゼミだからです。僕は金融業界志望なのですが、この業界に入るなら不可欠となる金融商品取引法を学べる点が魅力的に感じました。


ーー最終的に今のゼミに決めた理由はありますか?

オープンゼミの雰囲気が良かったですし、このゼミなら実践的に学べると感じたからです。高橋ゼミは扱う内容からしても民間向きですしOBの方も民間の方が多いですから、自分と同じような民間志望のゼミテンに出会えるだろうと思ったのもあります。

ーーゼミ選考はどうなっていますか? 注:昨年度です

高橋先生は基本志望者をとってくれますしGPAもみません。うちのゼミは基本10人くらいですが、最多で19人とったこともあるみたいです。

昨年は生徒6人対高橋先生で面接でしたが、内容もゼミに入るかの意思確認という感じでした。ただ、来年には会社法のゼミを持つ阿部先生が退官なさるので、倍率は上がるかもしれませんね。

ーーゼミの年間の流れを教えてください

春夏学期では、企業の法務部の方が使うような実践的なテキストを使って会社法を一から輪読していきます。ゼミでは毎回2人の発表者を立ててその2人が資料をおよそA410枚ほどのレジメにまとめて発表しますが、2週間前から準備して1週間前にマナバにレジュメをアップします。他の人はマナバにあがったレジュメをみて3つくらい質問を作れば大丈夫です。

学生主体のゼミなので先生は基本的に発表にタッチしませんが、ぼくたちが詰まったり間違えたりするとコメントを出して助けてくれます。[柏木悠登3] また、ゼミと並行して大学の会社法の授業をとって基礎的な知識を補います。会社法は3年生から学び始めるので心配する必要はないです。秋冬学期には金融商品取引法を1から学びます。ちなみに大学の金融商品取引法の授業をとることは強制ではありません。

ーーゼミの予習復習にはどのくらい時間をかけますか?

およそ30分ほどですが、ゼミとは別に会社法の授業の復習が必要となります。発表の担当だと10時間ほど使うイメージですね。ちなみに発表は半年に2回くらいの頻度くらいで回ってきます。

ーーゼミの大きなイベントはありますか

夏休みには合宿を行います。前半で勉強、後半で遊びという感じですね。今年は模擬会社設立をしました。春夏で得た知識を生かして定款を作る点がポイントでしたね。パナソニックの定款等を参考にしましたが、作ってみてわかることもあったのでまさに実践的でした。

また秋冬学期には慶応の会社法のゼミとのディベートとJTの法務部訪問という2つのイベントがあります。慶応とのディベートではこちらの予想とは違う切り口でバンバン言ってきたので焦りました(笑) JTの法務部訪問では実際に会ったトラブルを用いてディスカッションした後JTの方たちと懇親会を行いました。学部生が企業の法務部のインターンシップに受かる機会は実はほぼありません。ですからゼミの活動で企業の法務部に訪問できるのはかなり強みですよ。

ーー飲み会などはありますか?

半年に2回コンパがあります。出席率はなんと100%です(笑) 高橋先生は最初の新歓コンパのみいらっしゃいました。

ーーOBとのつながりなどはありますか?

秋以降にOB会が開かれますが、20人ほど来てくれます。OBの方は金融業界の方が多めです。また、高橋先生自身がOBとの交流のサポートをしてくれます。ちなみに高橋先生自体が就活の相談に乗ってくださいます。僕は頼みませんでしたが受けた人からは評判が良かったです。


ーー高橋ゼミに入ってよかったと思う点はありますか?

毎ゼミごとに何かを得られる点ですね。これはゼミ生同士の議論と先生の分かりやすい説明のおかげだと思います。あとはゼミテンに恵まれたところですね。ゼミテンは思ったほど意識が高くなくて(笑)意外に平和です。また、民間志望が多いからお互いに就活の愚痴を言えます。

ーーどんな人が高橋ゼミに向いていると思いますか?

ちょっと意識高いことしたいけどあまりにも意識高いゼミだと困るという方ですね(笑)うちのゼミは楽すぎずきつすぎずという感じなので。あと、企業法務志望の方にも向いていると思います。先ほど述べたようにJTの法務部にゼミの活動の中で訪問できますし、金融商品取引法などかなり実践的なことを学ぶことができます。

ーーありがとうございました!

この記事のポイント
・実践的な内容が学べる
・ゼミで企業の法務部を訪問できる
・民間志望のゼミテンが多い
・意識は高すぎず、低すぎない


--------------------------------------------------------------------------------------この記事を書いた人―内田千桜子
国際部ディスカッション所属。頭のキレとは裏腹に、居眠り中に、自重で腕の神経を切ったことがあるおっちょこちょい。


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