Rapidus、北海道大学と包括連携協定を締結~半導体産業を通じた科学技術力の向上、及び人材の育成を目指す~
発表日:2024年6月5日
概要
Rapidus株式会社(東京都千代田区)と北海道大学(札幌市北区)は、半導体産業を通じた日本の科学技術力向上と人材育成を目的として、教育・研究に関する包括連携協定を締結しました。
現在、北海道では半導体産業の振興が急速に進んでいますが、人材育成や研究開発が課題となっています。Rapidusは2025年4月のパイロットライン稼働開始や2027年の量産開始を見据え、高度人材の育成や先端半導体研究の協力を進めるため、この協定を締結しました。
包括連携協定に基づく連携・協力内容は以下の通りです。
半導体人材の育成教育
先端半導体研究の研究協力
施設・設備の利用
その他、協定の目的達成に必要な事項
具体的には、北海道大学はRapidusの半導体拠点整備に協力し、半導体人材育成と先端半導体研究において連携を図ります。
例えば、Rapidusは2024年中を目途に、北海道大学キャンパス内に2ナノ半導体の評価・分析拠点を設置します。また、Rapidusの先端半導体研究開発事業の促進や、北海道大学の研究を活かした先端半導体研究を推進します。
人材育成に関しては、Rapidusエンジニアの北海道大学への実務家教員派遣による講義や、北海道大学の最新研究成果を学ぶ機会を提供します。
北海道大学について
北海道大学は、「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」及び「実学の重視」という教育研究に関わる基本理念を掲げ、北海道の広大な土地の唯一の総合大学として発展してきました。
世界の課題解決から大きな社会的インパクトを生み出す新しい日本型の大学モデル「Novel Japan University Model」を確立し、世界共通の目標である「持続的なWell-being社会」の実現に向けて力強く歩みます。
Rapidus株式会社について
Rapidus株式会社は、世界最先端のロジック半導体の開発、製造を目指す企業です。設計、ウェーハ工程、3Dパッケージなどのサイクルタイム短縮サービスの開発・提供によって、新産業創出を顧客と共に推進していきます。半導体を通して人々を幸せに、豊かに、充実したものにするために。私たちは、挑戦し続けます。
参考文献
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