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Rails 6の新機能で気になったことをざっくりとメモ書き

だいぶ前ですが、Ruby on Railsが3年ぶりにメジャーアップグレードされ、Rails 6がリリースされたようです。本バージョンでは、複数データベース接続や、テストの並列実行などの機能が盛り込まれているそうです。ちょっと気になった内容の概要部分を切り取りメモとして、残したいと思います。

ちなみにQiitaでもRails 6の記事があったので、URLを張っておきます。

2つの新しいコンポーネントの追加

今回新しくAction TextとAction Mailboxの2つのコンポーネントが追加されました。どちらもMVCの全レイヤをまたいだ一筋縄ではいかなそうなライブラリとなっており、特に、Action TextはJavaScriptによるリッチなUIに焦点を当てた機能となっているみたいです。

Webpackerを標準JavaScriptビルドシステムに採用

JavaScriptのアセット群をビルドするためのツールとして、webpackの薄いRubyラッパであるWebpackerを採用するとのこと。 Webpacker については、時間があれば、別記事で取り上げてみたいですね。

複数データベース接続機能

Railsユーザたちの長年の悲願であった複数データベース接続機能がAction Recordに導入されました。今までもサードパーティの各種プラグインで実現されていた機能ではありますが、今回Rails本体に根本的な対応が入ったことにより、導入とメンテナンスのコストが大きく下がることが期待されているらしいです。

並行テスト実行機能

E2Eテストでは内部でブラウザエンジンを走らせる分、どうしてもオーバーヘッドがかかってしまいます。その結果、テストの実行時間が伸び、効率の良い実行が求められるようになったそうです。そのような弱点を踏まえ、Rails 6では、複数のCPUコアを活用して効率良くテストを分散実行する機能が標準実装されました。複数データベース接続と並列テストだけで開発、メンテナンスがだいぶ楽になりそうですね。

ざっくりと紹介するなら、こんな感じでしょうか。Action TextやAction Mailboxのセットアップやサンプルプログラム作成などもやってみたいですが、それはまた別途、記事にできればと思います。

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